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【復活の本質】ソニー改革は、脱「日本的経営」ではない
NewsPicks編集部
渡辺 真亜知株式会社東芝 人材・組織開発企画スペシャリスト
2月1日にプロピッカーに就任しました、JTCの東芝で人事をしている渡辺です。 東芝は非上場を経てようやく新たなスタートラインに立てた昨今でもあり、「JTCの逆襲」連載、楽しみにしています。 似た規模(10万人超)の会社で勤めていることもあり、興味深く読みました。「会社から社員に対するメッセージ」については完全に同意であり、当たり前にできてほしいところです。ただ、なかなかそれができないところに、現場の辛さがあり、「今後の伸びしろ」なのだと思います。 仮に、経営陣が明確な意図を持っていたとしても、それらをきちんと通訳して伝える役割が社内でうまく機能しない、なんてことは大企業ではよくあることかと思います。背景には、大企業であるが故に一定の分業化が進み、その会社で働く経営企画や人事・広報の担当者にとって、俯瞰的な視点を持って経営の方向性や制度・仕組みに関するストーリーを語る術を持ちづらい事情もあるかと思います。また一方で、強すぎるトップダウンは「個」を犠牲にするリスクもはらみます。 JTCの何をもって「復活」とするのかは、わかりやすくいえば業績かもしれないし、働く人がここで働きたいと思える魅力が備わっているかという評価かもしれません。色々あるかと思いますが、あれがダメこれがダメと言った評論家になるのではなく、仮説でもいいからビジョンを持ち、提案をし続け、仲間と実行に移す。これに尽きると思うし、そうあり続けたいものです(自戒の意味を込めて)。
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