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【視点】多様性の第一歩、男女格差を考える
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
ミス•ジャパン東京大会のビューティーキャンプで、
「女性が社会進出していない原因は、私たち女性側にもあるということを自覚すべき。」
という講師の一言が印象に残っています。
「結婚したら辞めればいい。だからなんとなく働こう」
そのような生き方を選択する女性たちが、企業側に「結局女性は…」というバイアスを生んできたのでは、とその方はおっしゃっていました。
生き方は人それぞれ、けれどジェンダーギャップをなくすために私たち女性には何ができるのかについてももっと議論していく必要があると思います。
例えばもっと女性にしかできない、女性の得意なアプローチ方法について客観的に自覚することができれば、体力や労働時間以外の価値を企業にプレゼンできるのではないでしょうか。
五輪式典で女性侮辱の演出提案か 統括の佐々木氏辞任へ、文春報道
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
女性か男性かに関係なく、人の容姿を笑うことがそもそもタブーですよね。
たしかに芸能界ではその容姿をいじられることで売れている方もいらっしゃいます。きっと今回も容姿のいじりで「笑い」が生まれたらいいな、という他意のない提案だったのでしょう。
けれど個人的には、容姿を笑いの素にすることはもう時代に合わなくなってきていると思います。価値観が変わっていくのであれば、エンターテイメントも変わっていく。「昔に比べて規制が厳しくなり、バラエティは面白くなくなった」そんな声も聞きますが、きっとそれまでに代わる新しい「笑い」があるはずです。
笑う門には福来る、
だからこそ出演する側にも見る側にも福の来る笑いがよいのではないでしょうか。
「同性婚不受理は違憲」 札幌地裁が初判断 賠償請求は棄却
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
【専門用語を抜いて解説!】
違憲性を認めつつ請求を棄却
=「君たちの主張は認めないけど、たしかにこの男女間しか認めない婚姻制度はよくないから変える必要があるね。」
←いやいや、なんで法制度が悪かったのに、それによって苦しめられた同性カップルに国から損害賠償支払わないの!?
と思うかもしれません。これは少し理屈っぽいお話になるのですが、
この同性カップルさんたちが主張したのは
「憲法24条(結婚とは…である)や憲法14条、13条にこの婚姻制度は反している!!」
そして裁判所が認めたのは
「憲法14条(みんなを平等に扱いましょう)にこの婚姻制度は反しています。」という内容。
つまり同性カップルさんたちの主張をまるっと認めたわけではないので、彼らに損害賠償は支払われないのです。
また例えよくない法律であったとしても、「政府がその法律を改善することを怠っていた」と言いきれないかぎり、国家賠償法上支払いは認められないのです。(第1 条)
※ちなみにこのように、同性カップルたちの要求を通すか通さないかとは別にそもそも問題となっている法律がよいか悪いかを判断することを、「違憲審査」と言います。
以上、専門用語をかなり噛み砕いて説明させていただきました。
私もまだ勉強中の身、多少正確さにかけるかもしれませんが、大枠を知っていただけると嬉しいです!
「悲しみを直視せよ」震災直後の卒業生に立教高校の校長が贈った言葉 - コロナ禍の今こそ読みたい名文
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
「池袋行きの電車に乗ったとしよう。諸君の脳裏に波の音が聞こえた時、君は途中下車して海に行けるのだ。…働いてもそんなことは出来ない。家庭を持ってもそんなことは出来ない。」
今私が立教に通う日々。これほどきらめいていて、優雅で、楽園のような時間はもうこないのかもしれません。
このご時世、池袋にある我が学舎に足を運ぶことはままならず、、 しかし学生生活はもう2度と戻ってきません。だからこそ私は自分の時間を全力で謳歌したいです。
その1つがミスコンへの挑戦であり、その記憶は私の中で永遠に煌めくと思います。
そして、学生生活を不自由なく送れていることへ最上の感謝を…😌
ジェンダー平等が行き渡った社会は本当に持続可能か 将来世代の犠牲の上に成り立つ女性の自立、森発言は間違ってない
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
なるほどたしかに、
女性の社会進出
→出生率の低迷
→社会が持続しなくなる
という分析から「そもそもジェンダー平等ってホントに社会のためになるの??」
という議論はよく見られます。
そしてそこでよくなされる反駁が
「人口減少の原因は子を育てにくい社会体制そのものにあり、ジェンダー平等とは分けて考えるべき。」というもの。
う〜ん、どちらも否定できないですね、、
「子供は女性にしか産めないのだから、やっぱりその機能はしっかり日本の将来のために使ってほしい。」
こう主張されると、もっと働きたい女性は働き、もっと子育てをしたい男性は子育てをする、そんな自由な生き方がいいんじゃない?
と簡単に言えなくなるといいますか、、
結局どこまで今の世代が将来世代に責任を負うべきなのか、そんな議論になっていきますね。
「何も取り柄がなく自己肯定感が低い自分をどうにかしたい」への本質的な回答
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
不安に駆られることを否定しない考え、とても斬新ですね!
最近発売された中村航さんの本に
「不安は不安の連鎖を生むだけで、運命を好転させはしない。何より大切なのは、意思と勇気と歌心だ」
という言葉がありました。
この記事は、「不安も行動を起こすインセンティブになる」と。
中村さんは「不安に駆られる暇があるなら、自分が何をしたいのかを考えろ」と。
言い方は違えど、不安を感じたときに立ち止まらないこと、その大切さを教えてくれますね!
私もこのまま社会に出たら孤独になるんじゃないか、という不安は漠然と感じています。それでも次なるステージを目指して、進み続けたいです。
ミシシッピ州がトランスジェンダーの女子競技参加を禁止、全米初
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
そもそもスポーツを男女に分ける目的は、「心の性別」ではなく「体の性別」による差が不平等を生むと考えられているからです。
となると、「体の性別」だけを見て機械的に選手を振り分けることも合理的と言えるのではないでしょうか。
逆に心の性別が違うからという理由で女性の体躯のトランスジェンダーに女子スポーツへの参加を拒否する方が不合理です。内面は関係ないのですから…
しかし一方で、「心は男性なのに女性と戦わなければならない」といった心理的負担が他の選手より増してしまう点は指摘されうるでしょう。
その負担を不合理と捉えるか、本人が甘受すべき程度であると捉えるかで、結論も変わってきそうですね。
「婚姻相当」証明書を交付、三重 性的少数者カップルに都道府県初
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
やっぱり同性婚の適用には至らないのですね…
私も学内のスピーチコンテストに出た時、レズビアンであることをカミングアウトし同性婚の認可を求めたスピーカーに心を打たれました。
憲法には、婚姻は「両性の合意のもと」成立すると明記されています。
だからこそ日本で同性婚を認めるにはその法解釈からやり直す必要がある。手間がかかることは確かですが、それでも同性婚の認可を求める人たちを急進派として扱う風潮には疑問を感じます。
クラスに1人の割合でいるとされる同性愛者が、なぜ「特別」になるのでしょうか?
同性が好きなことは別に特別なことではなく普通なのだから、むしろ婚姻を異性との結びつきに限ることの方が、私には不思議に見えます。
選択的夫婦別姓、自民が男性のみで論点整理へ「ニュートラルな方に幹部になってもらった」と下村政調会長
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
夫婦別姓制度の話をすると、必ず「子供はどっちの姓を使えばいいんだ?」「家族の結束感がなくなる」という反対意見を聞きます。
けれど本質的な問題は、自分の使っていた姓を変えることで仕事に支障が出てしまうところにあります。例えば研究職の女性はこれまでの論文発表で使っていた名前を変えることで、それまで積み重ねてきたネームバリューをリセットしなければならなくなります。そのために事実婚を貫く姿が以前ドキュメンタリーでも取り上げられていました。
夫婦別姓制度の適用を先延ばしにすることは、それに関わる民法改正の議論もあるため仕方がないかもしれません。ですが「今別姓を選択できないがために困っている人をどうケアする具体策」の議論はむしろ早急に進めるべきだと思います。
「オンライン中心の生活、自分に合っている」大学生の42.7%
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
大学がオンラインになって気づいたこと。
・講義のあとに質問しに行くのって、すごく効率が悪かった
←教授がその話題に触れているときにチャットで質問をする方が理解度が高まるし、瞬時にその質問を他の学生に共有すべきか教授が判断できるからです。
•発言のない授業で自分の顔をオンにするのはすごく苦痛
←他の学生など誰かに常に監視されている、パノプティコン状態を感じました。
•六法全書をはじめ、パソコンや教科書を毎日持ち歩くのは実はすごく肩に負担がかかっていた。
←せめて有料でもいいから立教にロッカーがほしいです。笑
•サークルの絆は、飲み会で築かれていた。
←飲み会がパタリとなくなると、途端に関係が希薄になってしまいました… 飲み会を面倒と感じることもありましたが、今はその大切さが身に染みます、、
人生を逆算せずにはいられない。20代女子社員と産休のリアル
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
子供を育てるなら、1人親になっても平気な収入がほしい!
これはどんな親も望むことだと思います。
けれど現実的に考えれば子育て前より労働量は減るわけで、収入の減少は必然です。
その不安を抱えて生きることが、これまではあまりにも当たり前になっていたのではないでしょうか。
私も正直「それは仕方のないことだから、それでもがんばるしかないんじゃない?」と思っていました。
自分たちの意思で産む決断をしたならば、子供のいない人よりも、いる人の方が多めに払ってもらうのは不平等です。けれど子どもがいるからこそもっと稼ぎたい、というインセンティブは、うまくいけば会社の成長に直結します。
時間の融通が効かない中でも成果を出せるシステム作り、組織づくりを通して、子持ちのワーカーがいきいき働けるようになったらいいですね!
「議員はなぜ男性ばかりなの?」 中学生の質問に、菅首相の答えは
小倉 早貴行政書士/女優 Miss Japan2020準グランプリ
この質問、私も一昨年留学先の女の子から聞かれ、何も答えられなかったことを覚えています。
"ねえSaki、あなたの国はあれだけ発展してるのに、どうして女性参加だけは遅れているの?"
やっぱり外国人の人から見ても、いろんなことが先進的な中で、女性進出だけが後進的なのは不思議に見えるみたいです。
あのときは悔しくも答えが見つからなかったのですが、1つは日本全体がJOB型雇用ような仕組みだったからなのかな、と今は感じます。女性に得意なこと、男性に得意なことをあらかじめ割り振り、それを伸ばしながら…
たしかにそれはそれで効率的だし、1つののあり方だと思います。けれど私は、胸を張って「これが日本の文化なんだよ」と海外の友達に言うことはできません。
海外に合わせることだけがすべてじゃないけれど、少なくとも日本で、性別を理由に辛い思いをしている人がいる限り、変わろうとする努力が必要だと私は思います。
政治家の皆さん、企業トップの皆さん、どうかよろしくお願いいたします…!!
NORMAL
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