ホーム
0フォロー
0フォロワー
「自己肯定感」にこだわる母親たち、わが子を息苦しくさせるワケ
大森 翼【自己肯定感カウンセラー】
〖📝「自己肯定感」にこだわる母親たち〗
アメリカ流の大衆心理学の根幹には「親から受けたこころの傷を癒すには、自分で自分を愛し、ありのままの自分を肯定することが必要だ」という考えがある。
1994年に臨床心理学者の高垣忠一郎が
提唱したものだといわれます。
正直に言えば、私の反応の半分くらいは生理的嫌悪です。カウンセリングに訪れる人が「自己肯定感が低いので高めたいです」とか「自分がきらいなんです、どうしたら自分が好きになれるでしょう」
私たち団塊世代が学生時代の1960年代末には、「自己否定」は成長していくためには必要不可欠な作業でした。
マルクス主義や弁証法という言葉は日常用語でしたし、否定を意味する「アンチテーゼ」という思考法は、統合に向けての一段階でした。弁証法は、当たり前と思っていた内的世界・思考をいったん否定する、そのことで新しい世界観や思考が生まれるという段階説をとっています。
最終的には自分で自分をどうにかできる、しなければならないという考えに帰着すること。
なぜ「自己肯定感」よりも「自己効力感」のほうが大事なのか?
大森 翼【自己肯定感カウンセラー】
〖📝なぜ「自己肯定感」よりも「自己効力感」が大事?〗
1)自己肯定感【×】& 自己効力感【×】
「自分は営業のセンスがない、だから新しくお客様を任されてもどうせうまくいかない」
2)自己肯定感【×】& 自己効力感【○】
「自分は営業のセンスがないのに、いつもなぜかうまくいく。今期の目標は昨年よりさらに高くなったが、なんだかんだいって達成するだろう」
自己肯定感が低いので、たとえ結果が出ても自分ではない、他の何かのおかげ(たとえば、商品のおかげ、上司のおかげ、環境のおかげ)などと捉える。「他勲(たくん)」の癖がある。
3)自己肯定感【○】& 自己効力感【×】
「自分は能力がある。営業のセンスもある。にもかかわらず、何をやってもうまくいかない。自分はいつも不運だ」
4)自己肯定感【○】& 自己効力感【○】
「自分は営業のセンスが高い。だから今期の高い目標も、達成できるに違いない」
■自己効力感の高め方
1)達成経験……(自分自身で目標を達成した経験)
2)代理経験……(自分以外の誰かの目標達成を観察した経験)
3)言語的説得……(自分にスキルや能力があることを言語的に説明・説得されること)
4)生理的情緒的高揚……(モチベーションがアップする生理現象)
5)想像的体験……(自分自身で目標達成することを想像すること)
20代の8割「現在の世の中は生きづらい」 "人生100年時代"は「望んでいない」人が多数
大森 翼【自己肯定感カウンセラー】
〖📝20代の8割「現在の世の中は生きづらい」〗
ビッグローブは10月30日、「お金に関する意識」に関する調査結果を発表した。調査は9月にネット上で実施し、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1000人から回答を得た。
「お金以上に価値を置いているものはある」と回答した人は56.9%。男女別では、女性(62.8%)が男性(51%)を上回る結果となった。
人生100年時代を望まない理由は「自分に介護が必要になる」「お金が足りなくなる」
“人生100年時代”と言われるが、それについては「あまりうれしくない」(42.2%)、「うれしくない」(31.3%)が計73.5%となった。7割以上の人が人生100年時代を望んでいないことが明らかになった。
望んでいないと回答した人に理由を聞くと、1位は「自分に介護が必要になるから」(57.7%)。上位3つには「お金が足りなくなるから」(55.8%)、「家族や親族に介護が必要になるから」(40.4%)が入る。
特に20代では「未来が楽しそうではないから」(40.9%)、「生きるために長期間働きたくないから」(40.1%)の項目が高かった。
最も生きづらさを感じないのは60代、それでも6割が「生きづらい」
年代別に見ると20代は79%が「生きやすくない」と感じている。最も「生きやすくない」と回答した人の割合が低いのは60代だが、それでも62%にのぼった。
NORMAL
投稿したコメント