「自己肯定感」にこだわる母親たち、わが子を息苦しくさせるワケ
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〖📝「自己肯定感」にこだわる母親たち〗
アメリカ流の大衆心理学の根幹には「親から受けたこころの傷を癒すには、自分で自分を愛し、ありのままの自分を肯定することが必要だ」という考えがある。
1994年に臨床心理学者の高垣忠一郎が
提唱したものだといわれます。
正直に言えば、私の反応の半分くらいは生理的嫌悪です。カウンセリングに訪れる人が「自己肯定感が低いので高めたいです」とか「自分がきらいなんです、どうしたら自分が好きになれるでしょう」
私たち団塊世代が学生時代の1960年代末には、「自己否定」は成長していくためには必要不可欠な作業でした。
マルクス主義や弁証法という言葉は日常用語でしたし、否定を意味する「アンチテーゼ」という思考法は、統合に向けての一段階でした。弁証法は、当たり前と思っていた内的世界・思考をいったん否定する、そのことで新しい世界観や思考が生まれるという段階説をとっています。
最終的には自分で自分をどうにかできる、しなければならないという考えに帰着すること。
注目のコメント
自分一人で自己肯定感を高めようとしても、それは無理な話。
他者から自分を肯定してもらって、その経験を積み重ねていって、ようやく自己肯定感が生まれる。
一人で悩んでたって何も生まれないですよ、そりゃ。
他者との関わりなくして、自己肯定なんてありえない。