ホーム
16フォロー
7フォロワー
ペットフード用の培養肉が欧州で初認可。チェコのスタートアップが目指す先にあるもの
WIRED.jp
新里 勇斗Akita International University | 国際教養大学 Global Studies
だれが買うんだろうか、なんでつくるんだろうか、という問いについて考える面白い事例でした。 前提、犬の祖先が肉食のオオカミということもあり、現在使われている多くのペットフードには「肉」が使用されているようです。詳しく見てみると「肉副産物」という名目で肉が使われているようですね。肉副産物とは通常私たちが日常生活でよく食べている肉以外の部分のことで、つまり人間には食べられない部位がペットフードなどに主に使われるということのようです。 ❶誰が買うんだろうか? →倫理的な目的でヴィーガンまたはベジタリアンになったペットオーナー、ということかと思います。飼い主自身がヴィーガンであっても、愛犬の食べ物に肉類が入っているというのは、彼らにとって一貫性が保てなかったので大変だったのではないでしょうか。肉類が入っていないペットフードを買えばいいじゃんとなりますが、そうすると祖先がド肉食の犬たちにとっては必要な栄養素が限られてしまうので、健康的にも良くないんじゃないかと思います。(たくさんの研究があるようですが、調査の方法で結果はいくらでも変わるので一旦犬目線ということにしておきます。)こう考えると、「ヴィーガンの親とその子供」という構造と似ていて、今後そのような議論が起こって来そうですね。 ❷なんでつくるんだろうか? 本記事の培養肉の生成目的は「ペットフード」ということですが、これも「とりあえず」で着地させた感が否めません。人間用にはまだ早いので、とりあえず論理が通りそうな動物で実験、という形でしょう。 いずれにせよ、しばらくヴィーガンの方々が臨むような世界は望めないでしょうが、こういう選択肢が増えるというのはいいことかと思います。
36Picks
「男性専用車両」が都電で運行、「痴漢冤罪の心配なくなる」と期待の声 国際男性デー前に
産経ニュース
新里 勇斗Akita International University | 国際教養大学 Global Studies
双方の被害者が減る、という点においては有効な施策だと思いますが、一方でこのような施策がなくてはならない日本の現状が悲しいし、恥ずかしくてたまりません。痴漢をする側の方々は、なぜ痴漢をするのでしょうか。痴漢冤罪を着せる側の方々は、なぜ陥れるようなことをするのでしょうか。この辺の犯罪心理を深く理解しないと、この応急処置的な施策が永久に汚点として継がれていくことになります。日本の性的な教育の失敗なのか、メディアの功罪なのか、ストレスを生み出している社会なのか、制度設計者、メディア、など影響力がある方々にはこの問題に目を背けないでほしいです。 また個人としてもできることはあると思っています。痴漢に気づいたら通報をする、声をかける、など見て見ぬふりという文化がある日本では難しいことかもしれませんが、個人の力がやがて他人にも影響すると思います。 高校生の時、小田急に乗っていた際に、となりの女性が痴漢されているのを見て、自分は全く動けませんでした。自分が声を上げたら注目されてしまうのではないか、面倒に巻き込まれてしまうのではないか、どうしようどうしよう。そんなことを考えているうちに彼女はマスク越しでもわかる悲しい顔を浮かべて、電車を降りていきました。その瞬間の後悔ったら今でも引きずっているレベルです。痴漢をしていたサラリーマン風の男性に向く怒りよりも、何もできなかった自分に対しての怒りが強かったです。 それ以降、痴漢を近くで見かけた際に、「大丈夫ですか?」と文字をスマホノートに書き込み、反応をみるようにしています。これだと自分が目立つわけでもなく、相手が被害に遭っているのかを確認することができるので、僕のような声をあげる勇気がないひとにとってはおすすめです。 個人の気遣いが、大きな変化を生むと信じています。性差別が絶えないこの日本ですが、いつか自分が生まれたこの国を誇れるようになりたいなと思いますね。
140Picks
NORMAL