下中 周介

僭越、無学ながら一番良い回だったと思いました。勇気が与えられます。

「仕事ができる」ように立ち振る舞うのが上手な人というのはそもそも「約束」をしないような気がします。つまり、そもそも仕事をしない(する気がない)。一方で、たくさんの「約束」に追われてしまい、結果的に「仕事ができない」と不当な評価を下される方も多いのではないかと勘案します。

「制度を前提に生活設計してきた40代以上はこれから変えるのは無理だと思うが、働く女性の割合が高まっている若い世代に限れば変える余地がある」 ...「制度を前提に生活設計してきた40代以上の生活は、 これからの若い人が働いて支えて下さい」という指摘に聞こえますが、不公平感が否めません。

NewsPicksにガーシーが登場するというだけでエンタメとして成立しているのが面白い。良い意味での背徳感がありました。真っ白なメディアとしてのブランドを確立させているからこと成せる芸と思いました。

中国との関係を悪化させて被るデメリットは隣国の日本の方が明らかに大きい。何かあったら米国は、日本に全てのツケを回していくらでも言い訳できるように立ち回る用意が周到にできている。報道からは、そんな哀しい現実を突き付けられているように思えて仕方ありません。

メンツを保つための経済的制裁と広報の応酬の結果、日々暴力が加速していることに恐怖を感じます。例え面子が潰れても、とにかく暴力を抑え込むために相手を抱き込み合うようなコミュニケーションは大国同士では敵わないものなのでしょうか。

テレワーク環境がコロナ以前に比べて充実したという理由で慣れ親しんだ都心から住居を郊外に移したという方に実際にお会いしたことはありません。(交友関係が狭いからかもしれませんが) 住まいにかける費用対効果がどれだけ改善したとしても、時間をかけて関係をつくってきたコミュニティとの物理的・心理的距離が人生の質にもたらすデメリットの方が大きいと個人的には現時点で判断します。世代間の差もあると思いますが。

上念さんが仰る「岸田さんは昔の自民党政権に戻そうとしている」というコメントにある種の恐ろしさを感じました。大きな声に耳が傾けられた結果としての流れだとすれば、自分ごととして受け止めなければいけないと思わされました。