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世界一の高成長国含む中南米。どんなビジネスの種がある?
ビジネス視点でみた中南米の風景
山田 陸人拓殖大学 学生
2015年にガイアナで石油が発見され、国内総生産(GDP)が急激に成長した。そうした成長を支えているのは、海外からの石油開発関連投資である。2021年、22年と連続して40億ドル以上の投資がなされている。多くの投資家たちがガイアナにとうしをすることにより経済成長を続けているが、ここまで急成長してしまうと、ガイアナ国内での経済や産業・格差の問題等が生まれてくると感じた。 経済の面では、元々オランダや英国の植民地であった。その為、奴隷であったアフリカ系やインド系等の様々な人種がおり、官僚や産業系をインド系、軍や警察をアフリカ系などと職種にまで影響している。このような人種的な問題や金銭面的な問題が生まれ国内での差が格差を生んでしまう。 産業の面では、石油が取れる以前は、農業が盛んであり砂糖やお米・ラム酒などが取れ、輸出をし経済を回していた。石油が取れるようになり、生産されるようになってから、他の産業が衰退してしまう可能性がある。農業は大きな収入源となっていたがそれ以外の職に就いていた人は職を失うリスクもある。 このような国だからこそ、国の発展も大事だが、国民の気持ちを理解し、国民を守るためにもしっかりとした政府の基盤作りが大事だと感じた。
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