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チリ大統領、リチウム産業の国有化発表
辻本 梨華上智大学 学生
リチウム産業の国有化ということで、この決定は大変有意義だったと思う。ボリッチ大統領が経済成長の促進と環境保護が狙いだと話していたように、リチウムの価格と発掘量を国が決め、民間企業に競争させて値段を安くすることがないようにできること、発掘量をやみくもに増やさせないことを達成できる。さらに、国有化は産業の保護という側面もある。競争相手がいなくなれば国の裁量一つでその産業の方向性を決めることができる。しかし、保護が過度になりすぎても良くないだろう。競争がなくなり、守られた産業は極論にはなるが何もしなくても産業として成り立ってしまう。そのような状態になってしまった場合、目的の環境保護は達成されるかもしれないが、経済成長の促進は全く達成できない。今後世界的にますます需要が高まる分野であるからこそ、バランスを考えながら発展させていってほしいと感じる。
《ブラジル》スタートアップが先進農業支援=農場用通信塔でハイテク管理(ブラジル日報)
辻本 梨華上智大学 学生
ソル社は極めて早いスピードでビジネスを広げている。このまま行けば、ソル社がブラジルの農地にインターネットを設置するビジネスにおいてシェア一位になることも可能であろう。しかし、そうは言ってもブラジルは農業大国であり、さらに国土も広大であることから農地面積も広い。もしソル社のインターネットシステムに何らかの異常が生じた場合、その広大な農地のほとんどでインターネットが機能しなくなることが考えられる。講義の中のグループワークで出た意見として、スタートアップはNGOやNPOと異なり経済的利益を得られるため、その利益を元手により大規模な試みができるというものがあった。上に挙げたような事態を避けるためにも、ソル社内ではもちろん、同業他社を傘下に置くことも視野に入れつつ問題が起こった際の連携を深め、大規模な問題が起こった際にも素早く対応できるようにすることが重要だと考える。
ブラジルとアルゼンチン、単一通貨導入に向け協議再開の意向
辻本 梨華上智大学 学生
共通通貨の創設については、メリットとデメリットどちらも存在していると言える。まずメリットとしては、為替レートが揃うことで共通通貨を持つ国同士の経済的な流通が活発になることが考えられる。対して、デメリットとしてはどこかの国が他国と比較してめざましい経済発展を遂げた、もしくは発展が鈍化した場合に、同じ通貨が持つ価値が著しく異なってしまうということが考えられる。その国独自の通貨であればその通貨の価値を高めるために金利を上げるという方法がとれるが、共通通貨だとその方法では経済発展が鈍化している一国のみに対応することができない。記事中でもまだ計画は初期段階にあるとされているし、JETROによると共通通貨が導入されるのは商取引のみに用いられる共通デジタル通貨だとされているので、先に上げたようなデメリットはそれほど感じられないかもしれないが、共通通貨が導入された場合に二国間の動向を見守っていくことは重要であろう。
わが子を「ロシア人」にしたくないロシアから大量の妊婦が南米アルゼンチンに押し寄せている理由 - もう「プーチンの戦争」に付き合えない
辻本 梨華上智大学 学生
ロシアによるウクライナ侵攻は、ロシア国民の日常生活だけでなく彼らの将来にも多大な影響を与えている。信頼度の高いパスポート、安価で良質な医療の恩恵を受けられることに加え、ロシアのパスポート所持者はアルゼンチンにビザなしで90日間滞在できることが、ロシア人妊婦がアルゼンチンを目指す大きな要因となっているそうだ。しかし、アルゼンチンでの出産は手放しでほめられることばかりではない。記事中にもあったように、出産ツーリズムがグレーゾーンビジネスとして成立していることについて、東京新聞や時事ドットコムなどの記事では違法組織が介入しているとされている。そもそも、出産目的の入国であるにもかかわらず観光目的だとして入国しようとするのは違法入国にあたる。さらに、妊娠後期に飛行機に搭乗すると、万が一機内で産気づいた場合に母子ともに危険が及ぶ。子の明るい未来や安全のために他国で出産すること自体は悪いことではないが、親自身の安全も十分考えなければならない。
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