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地方に移住できる人とできない人の違い
永田 右京岩手県立大学/株式会社MaaS Creative 学生
「評価してくれる組織云々ではなく、スキルにフォーカスする」発想には、私も賛同している。スキルに紐づけられる仕事は、その希少性ゆえに、賃金も自ずと高くなる。その資金をどれだけ地域内で還流させられるかが、これからの課題だと感じている。
飛躍するようで申し訳ない。ただ、スキルない人間にはきついんだな、これが。だから都市部に行って学歴で勝負することになる。この、個人に紐付いた働き方は、結局教育格差に結びついてくる。であるからして、冨山和彦氏が提唱したような「L型大学」など、低コストで高度なスキルを身につけられる「キカン(期間、機関)」が必要、と言う議論も生まれるのだろう。
鴻海入り1年、シャープは何が変わったか。300万円超は社長自ら決済
永田 右京岩手県立大学/株式会社MaaS Creative 学生
※記事の本筋とはずれます。ご了承下さい。
以前から鴻海が行っていた販路の獲得は、長年日本企業ができなかったことだった。つまり、日本のシャープや松下がプラズマや液晶を高値で国内市場に販売していた時代、サムスンや鴻海は東南アジアに進出し、事業の垂直立ち上げや販売網の構築を行っていたのである。結果として、高級志向の市場が機能停止に陥った2010年代に国内モニター2社が失速するのは自明で、パナソニックはプラズマから撤退しシャープは鴻海に吸収された。鴻海はシャープ合併後、アメリカや中国への販路を拡大していて、しっかりとシャープの増加分を吸収している。
今後の戦略においては、販路と新技術の2つが、鴻海とシャープのカギを握る。JDIに入らず純民間経営を続ける同社グループには、ビジネスとして成立するだけのガバナンスも求められるだろう。記事は「戦略や実績の説明に、より積極的に取り組んでほしい」と締めているが、仕入先に中国市場や巨大なリンゴを抱えている以上、説明してしまっては事業の継続が危うくなってしまう。日本に技術的優位が薄れている現在、それほどまでに気密性を高く保たなければ、他者に追随され追い越される危険を孕むからだ。このような観点から、鴻海の方針には、概ね丸をつけていいのではないだろうか。
球速200キロ、全員本塁打を打てるバット……超☆野球の挑戦
永田 右京岩手県立大学/株式会社MaaS Creative 学生
クリエイションの源泉は恐らく「問題意識」だろう。どの課題を解決するのか、その様な観点を持って初めて、新しいものを創造できる。たとえば、岡崎体育氏の「ミュージックビデオ」という曲によれば、「いかに相手に願いを届けるか」がMVの観点であるという。
その点、この『超☆野球』プロジェクトは優れていると思う。野球チーム自体が「変わらねばいけない」という意識を持ち、それにクリエイターたちを参加させている。つまり、問題はあるがどこにあるかはわからない状態であり、それを発見、更にはプロダクトへと繋げていこうという試みなのだ。
このように、他人の観点を取り込んで新しいものを生み出そうという姿勢は、今後の組織経営や行政に、活かされる部分が大きいと思う。『超☆野球』の成功を祈りつつ、更なるクリエイティブの広がりを、私は期待したい。
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