藤原 啓吾

ここまで炎上したのは、記事に載せる画像等がミスリーディングなものだったためと予想。

イノベーション研究のゼミで活動しています。 記事中にあったように、日本の人材・資金流動性はアメリカと比較して低い水準にあり、問題視されていますよね。 ですが、だからといってアメリカの真似をして流動性を高めればいいというわけではない、という考え方があります。 なぜなら、国家の人材・資金流動性が高まった際の懸念点として、「技術開発の水準低下」があるためです。 流動性が高まると、幹となる技術が成長しきらないうちにサブマーケットの開拓に向けたスピンアウトが増加してしまうんです。 しかも日本では、国ではなく企業が基礎研究を担ってきた歴史もあります。アメリカではほとんどの基礎研究費用を、国防費として国が捻出しています。 こう言った点を踏まえつつ、日本の強みである研究力を保ちつつ流動性を高めていくための工夫が必要だと思います。