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【直言】日本企業復活のカギは「脱・コンサル丸投げ」にある
Goto Kazuki
そもそも経営とは、ヒトの集団を作っていくことです。
より具体的には、集団を構成するどんな個々人にもそれぞれ強いところと弱いところがある中で、誰かの強みで誰かの弱みを補完することで「全体のシステムとして見た場合には弱みが消える」というパズルを解いていくのが最も理想的な経営の姿でしょう。
経営がうまくいかず、個人がバラバラでいた方が強みを発揮するならば、組織なんか必要ありません。
経営コンセプトによって、誰かの強みを伸ばして誰かの弱みを打ち消す。その繰り返しで組織に存在意義が出てきます。
つまり、経営コンセプトは組織の存在意義そのものだといえます。
それにもかかわらず、経営コンセプト作りを外部に丸投げするのは、経営の根幹にある会社の存在意義そのものを捨てているのと同じです。
【話題】予約が取れなさすぎる「頭ほぐし専門店」の謎
Goto Kazuki
私は「女性は横のつながりを大事にする生き物」だと思っているので、縦型の組織構造が合わない気がします。
責任感が強いからこそ、フラットな組織にして過度な責任がかからないようにすると、もっと女性の力が発揮されるんじゃないかと。
日本は女性の活躍が少ないと言われますが、女性自身が挑戦したくないわけではなく、組織に階層があるからで、その構造を変えればもっと活躍しやすいんじゃないかと私は思っているんです。
亀山 たしかに男だったら、役職つけたら大喜びよ。「やったー、部長になったー」とか、位をやたら欲しがるんだよね。
金田 そうですよね。もう一つ思っているのが、女性と男性が一緒に働くのは本当にいいことなのかということなんです。
少なくとも男性は、異性の目が気になると思うんですよ。仕事ができる方がカッコいいはずだ、と異性の目があったほうが頑張れる。
でも、例えば女性専門フィットネスジムのカーブスでは、女性がめちゃくちゃ頑張っていて、登録者数もすごく多いんですよね。
だから女性にとって、本来の力が発揮できるのは異性の目がない空間なんじゃないかと私は思っているんです。
RIZAPのコンビニジム「ちょこざっぷ」のロッカーにカギがない納得の理由
Goto Kazuki
これまで世の中になかった新しい事業を立ち上げる際には、重要なことが二つあります。それは、ニーズとビジネスモデルです。新規事業の立ち上げが多いリクルートでは、同じことを「ロマンとそろばん」と表現します。
ニーズ〈ロマン〉とは、これまでユーザーが求めていたけれども存在していなかった「何か」を発見して新しい世界を作ること。そしてビジネスモデル〈そろばん〉とは、それまでそれが存在していなかった要因である「金がかかりすぎてそんなことはできない」という理由を取り除くことです。
基本は無人にすることでコストも価格も下げるのがchocoZAPのビジネスモデル。すべてを満たそうとすると、破綻するのです。
ロッカーに鍵がないことも利用者の不満のひとつですが、これには二つの意味があります。鍵がなければ、利用者は貴重品を持ち込まない。その結果、盗難などの事件が起きにくくなります。一応荷物を置く場所はあるものの、ただの「棚」でロッカーのようなドアもありません。これは忘れ物を減らすため。ビジネスホテルなどでも好んで導入されている方法です。
【ここまでやった】台湾「技術立国」の知恵から日本が学ぶこと
Goto Kazuki
こうした優秀な台湾人は、米国のハイテク企業においても大変出世できました。しかし皆さん、ナンバー2まではなれるのだけれど、経営トップにはなかなかなれない。
その理由は、米国企業ではトップの重要な仕事に資金調達があるからです。機関投資家を相手にIRをやる際、きれいな英語で、投資家を魅了する話ができなければならない。
これはどんなに優秀な台湾人であっても、技術の理解では誰にも負けない人であっても、なかなか難しいことです。
台湾の高官は、米国に移民した同胞が抱えているこの悩みに注目したのです。そして、「トップになり損ねたエリートを台湾に呼び戻し、いい会社を生み育ててもらおうじゃないか」と狙ったのです。
この米国からの帰国組の受け皿として機能したのが、新竹サイエンスパーク(新竹科学園区、1980年設立)です。
【秘伝】GPTで一発OK!「キーエンス流」付加価値の作り方
Goto Kazuki
顧客が「買ったけど使わない」となっていたら、残念ながら価値を提供したとは言えない。
だからこそ、2つ目のポイント「価値は(相手の)ニーズが源泉」が重要なのだ。
キーエンスはムダな仕事を減らして、本当に意味のある仕事、すなわちお客さまのニーズ(困りごと)を特定することに心血を注ぐ
キーエンスは、顧客ニーズを叶える商品を、自社技術や自社のリソースだけで開発できなくても、外部の技術やリソースと協力すれば実現できるという考え方が基本です
キーエンスでは、価値を提供するだけでは営業やマーケティングが終わりません。それを言語・ビジュアル化してパッケージにし、ノウハウを市場に共有した上で、ご興味を持ってくださったお客さまに横展開することで、ようやく仕事が完結するのです
【キャリア】10年不変な「賢い人たち」との差別化戦略
Goto Kazuki
市場が存在しなければ、どれだけ賢くても振り向かれない」という口癖の意味を、肝に銘じていたのだろう。
あなたのスキルにいくら「特別なものだ」という自負があったとしても、あるいはあなたの理念がどれほど心揺さぶるものであっても、人材市場のニーズに合わなければ、十分な競争上の強みにはならない。
まだ最高潮に達していない波の特徴は、その技術の最初の考案者がまだ存命で活動していることだ
スタートアップの中には、平凡なチームによって開発された平凡な製品もあるが、白熱する市場にいればそれでも大きな成功を収められる。
市場自体がそういった企業から成功を引き出しているのだ。力強い市場は、市場の成長自体がスタートアップのほぼすべての欠点を凌駕する。
「職種ではなく、業界を選ぶ」べきなのは、それが理由だ。
会社が成長を続けているあいだは、どんな仕事をするかはほとんど重要ではない。
まず業界に入って知識を得てから、会社を選ぶのだ
NORMAL
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