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【解説】リモートワークはなぜ「歴史的に失敗」してきたのか
小宮山 諒材料メーカー研究職
私自身、リモートの恩恵をかなり受けており、出社しなければ出来ないことがほとんどない状態(というか元々そういう働き方を目指している)なので、このまま完全に元の世界に戻るのは抵抗があります。
一方、リモートに限らず、フル〇〇をやろうとした時にどこかに歪みが生ずるのは当然です。
コロナ禍では強制的にフルリモートになって、どこに負荷がかかるのかはある程度顕在化したはず。
リモートで働くべき職種、そうでない職種を切り分けた上で、個々人の適正や指向も踏まえたオプションとして存在すべきだと思います。
もちろんモチベーション維持やメンタルヘルスを担保するマネジメント、仕組みが求められるわけですが、その変革を後押しするだけの価値は、多くの人が実感しているはず。
「リモートワーク」にとどまらず、多様な働き方の推進力にしてほしい。
【提言】自粛か解除か。犠牲者を最小化する方法
小宮山 諒材料メーカー研究職
未だに、業種や施設単位でなく一律での緊急事態宣言を続けるか否かである事が不思議です。
補償や実効性に議論の余地はあれど、全容が見えない状態での一律要請はやむを得なかったと思います。
しかし、感染者数は収束に近づき、国内外でデータが揃ってきて、すでに検証のフェーズに入っている。経済的な視点はもちろん、日本はかなり地の利も働いているように見えるので、感染の多寡だけでなく、対策への反応で評価をしてほしい。
この期に及んで「一律」だと、「何も考えていないんじゃ…」とコロナよりも、政策に対しての不安でパニックになる人が増えるのではと心配です。
こういった災害を今後も想定するなら、ワクチンが出来たら終わりというデザインは当然有り得ない。情報化社会でこのような危機が起こったことは怪我の功名として、データを活用したリスクアセスメントの指針確立や社会構造、情報発信のあり方の変革繋げないと、アフターコロナには移行できないと考えます。
「自粛警察」などが問題になったことからも、「個別に最適があり、それを皆で目指していくのだ」という覚悟を政府が示さないと、いつまでも非効率な均質化を是とする同調圧力社会から脱せない気がします。
【ビジュアル解説】都市型生活の「代替案」を本気で考えた
小宮山 諒材料メーカー研究職
情報化で社会の概念がこれだけ変わってきた中でも、その活動を規定する都市構造は変わらず、結局、人はまだまだエネルギー消費の大半を物理的な移動に費やしていたということが、コロナ禍で可視化されたと思います。
翻って、「都市構造・インフラが集約され、リジッドであり続けなければいけない理由はあるのか」と改めて考えました。
膨大な情報が可視化・処理できるようになった今、テクノロジーを考慮した最適な配置は別にあり得ますし、システムを維持・運用するために必ずしも実体は必要ないですよね。ぼんやりと感じていたことに、実感が伴ってきました。
コストや実効性の問題はともかく、これだけテクノロジーと市民の距離が近い今、前提を見直して絵を描くのは、決して難しいことでは無いと思います。
【宮田裕章】コロナ危機、「日本の民主主義」が問われている
小宮山 諒材料メーカー研究職
技術を社会に実装するとき、事なかれでガチガチの規制を敷いた結果、箸にも棒にもかからなくなったり、技術の発展性自体が消えてしまうというのが日本あるある(もちろんGDPRの問題は世界共通ですが)。
性悪説に基づいた設計は必要ですが、コロナ禍で浮き彫りになったように、進化には一定の負荷が必要だと思います(生物も社会も)。
この淘汰圧(コロナ)を完全に封じることができない以上、できることはそのベクトルを前に向ける努力だけです。
誰も見たことがないのだから、初めから最適解を目指せるわけはないという共通認識を持つこと。そして目先の結果に一喜一憂せず、少し先のフェーズを社会全体、ひとりひとりが当事者として考え、議論する。
そこまでしてようやく、ニューノーマルと呼べるものが見えて来る気がします。
NORMAL
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