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「幸せな低酸素症」に注意 自宅療養者 息苦しさ感じず重症化も
鍵山 暢之順天堂大学 デジタルヘルス遠隔医療研究開発講座 准教授
Happy hypoxia を 幸せな低酸素血症と訳すのはかなり違和感がありますが、たしかにコロナの患者さんは普通の肺炎なら苦しくて悶絶するであろうような酸素の値 (SpO2 が90を切るような状態) でも割と平気そうな顔をしていることがあります。
しかし実際には、体の中は全く幸せではなく、いたるところで低酸素の影響で臓器にダメージが出て、放置すると重篤な結果になり得ます。
新型コロナ肺炎に罹ったら、自覚症状だけではなくきちんと熱と酸素飽和度でしっかり体調をモニタリングが必要です。
酸素飽和度を測るパルスオキシメーターは、本来、家庭用血圧計などと異なり、医家向け医療機器で誰でも販売できるものではなく、またその値の解釈も医療専門家が行う必要があります。実際に機器の正確性、酸素解離曲線を念頭に置いた数値の解釈など、専門的な判断となります。自己測定に頼らず、医療従事者に相談してください。
コロナワクチンで流産リスク高まらず、英医薬品規制庁が調査報告
鍵山 暢之順天堂大学 デジタルヘルス遠隔医療研究開発講座 准教授
イギリスの医薬品・医療製品規制庁からの報告です。
ワクチンは流産、死産、胎児奇形などのリスクをあげない(正確にはあげる証拠はない)とのデータが報告されました。これは過去の他の国の報告とも一致しておりますし、安心して妊婦が、ワクチンを打つのには大事な情報です。
イギリスの他のデータでは妊婦が新型コロナにかかると早産リスクが2〜3倍高くなると言うこともあり、妊婦も十分な感染対策が必要です。
ソース
https://www.google.com/amp/s/amp.theguardian.com/society/2021/aug/16/no-evidence-covid-vaccine-raise-risk-miscarriage-uk-health-regulator-says
NY州、医療従事者に接種義務 新型コロナワクチン
鍵山 暢之順天堂大学 デジタルヘルス遠隔医療研究開発講座 准教授
変異株の影響はありますが、ワクチンは周囲への感染予防効果も確認されており、患者さんを守るために医療従事者はワクチンを打つことが望ましいと考えられます。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/51/covid19_vaccine_20210721.pdf
現場の意見としても、ひろゆきさんのAbemaTVの忽那先生や高山先生との対談でもほとんどの意思が義務と考えると返答してます。
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p3047
日本では法律上、義務化は難しいと思われますが、ワクチン未接種者をコロナ患者と接触可能性の低い業務への配置転換などは必要となってくるのかもしれません。
NORMAL
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