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【株価3倍】株市場でモテモテ、味の素が「脱食品」に本気だ
NewsPicks編集部
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サラリーマン社長が目指すべき「理想の会社」をどう考えますか。 日系企業の成長の原動力は人材です。 強烈なCEOが強権発動しても、組織力は上がらないと思っています。トップが指示してばかりでは挑戦するのがばからしくなるからです。 顧客に近い現場のメンバーがいいと思うことにどんどん挑戦するのが一番大事。 新しい経営会議では、行動原則の1つに「全体最適の案を選択する」ということを盛り込んでいます。 全体最適を図るために、ROICはどう役立つのでしょうか。 全体最適を推進するためのきっかけになります。 例えば、ROICを上げるためには資産を圧縮する必要があります。在庫を減らす場合、個別の部門で取り組んでもあまり意味がありません。 バリューチェーンの中でどこに課題があるかを洗い出し、調達と生産を連動させるなど、部門を超えて取り組む必要に迫られます。 ただ、ROICの改善だけを目標にすると、縮小路線になってしまいます。それを避けるためには、利益成長の目標や道すじを示しながら、チャレンジしていくのが大切です。 若手を巻き込んで、2050年に世の中はどうなっているかを話し合うプロジェクトを始めました。 そこで、①ヘルスケア②フードアンドウェルネス③ICT④グリーンという4つの市場が成長するだろうと見定めたんです。 そこから逆算して2030年にどういう姿を目指すべきかを検討しました。 食品も2桁近い成長は期待できるけれど、電子材料や医薬はもっと伸ばせる。2030年には食品とそれ以外から出る利益を1対1にしようと決めました。 単なる食品企業ではない、ユニークな企業になれると考えたんです 我々は「人や社会、地球のウェルビーイング(=健康で幸せな状態)に貢献しよう」となった。では、どうやって貢献するか。 我々の強さはアミノ酸の働きを徹底的に探求することにあります。その過程で生み出してきた素材や機能や技術、サービスを提供してきました。 そこから「アミノサイエンス」という言葉が生まれました。食品を外した、というよりそこに含まれる、ということです。 食品を軽視している、という意見も出たし、今でも寂しさを感じている社員もいるかもしれません。 でも少しずつ理解されてきていると感じています。
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マッキンゼー出身COOに聞く「とりあえずコンサル」アリかナシか
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【読書】組織を停滞させる「同調圧力」をぶち壊そう
NewsPicks編集部
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なぜ、日本では組織が共同体になるのだろう。なぜ、そこで同調圧力が生まれやすいのだろう。そこには日本社会の特徴として、3つの要因があるように思われる。 第1の要因は「閉鎖性」である。日本では、国から地方、そして地域、会社、学校、クラスまで、共同体型の組織の入れ子構造となっている。 地理的にも島国であり、海外からの移民も少なく、独特の言語などの存在が構造的に共同体化を後押ししている。会社や学校ともなればその閉鎖性はさらに高まる。 会社においては、終身雇用制・年功序列制・企業別労働組合に象徴されるように、いったん社員が就職したら、定年もしくは定年間近まで同じ会社で働き続けることが前提となっている。 こうした人の出入りが少ない構造は、学校にも共通している。多くの地域では、子どもが入学する小・中学校はほぼ決められていて、自由に移動できる風土ではない。 しかも部活など教科以外の活動も学校単位で行われるため、生活全体を学校に依存するようになる。人間関係も固定され、濃密になりやすい。 これは生徒だけでなく、多忙化によって学校で長い時間を過ごす教員にとっても同様の状況がある。 こうした組織の内部では、共同体の維持とメンバーの利益追求が全体の目的となり、全体のために個人の行動は規制されていく。 これによって同調圧力が発生し、息苦しさを生むのである。
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