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中国、2021年のGDP成長率目標を6%超に設定-全人代開幕
石黒 英之大和証券株式会社 シニアストラテジスト
保守的な予想で上ブレ余地は大きいと考えます。
中国は国際特許申請件数で2年連続米国を抜き世界1位になったほか、企業の研究開発費もついに米国を抜き1位となっています。経済の規模で米国を抜くのは時間の問題だと考えます。
中国企業は政府主導でイノベーションを加速させていまして、
ユニコーン企業の数を見ても米国に次いで2位となっています。ユニコーンの1位は、中国のバイトダンス(TikTok運営)、2位は滴滴出行と、中国企業の台頭が目立ちます。経済だけでなく、株式市場も米中2強の展開になっていくでしょう。
個人の資産運用においても中国株を組み入れていくかどうかが、大きなポイントになると考えています。
FRBパウエル議長 株価下落引き起こす“長期金利急上昇”に懸念
石黒 英之大和証券株式会社 シニアストラテジスト
金利上昇は短期的には株価への負の影響をもたらしますが、6カ月間でみると全く異なる景色が広がります。金利上昇時の方が株価の上昇確率は95パーセントで、同期間の上昇率も15%超と大きく上がっている一方で、同期間で金利低下時の方が株価の下落確率は20%、同期間の株価上昇率も平均で11%となっています。
6ヶ月間の間に四半期決算が2回入るわけなので、たとえ金利が上昇してもそれ以上に企業業績が上ぶれすれば株価は落ち着きを取り戻します。
2018年の金利急騰VIXショックの時もそうでしたよね。短期的に株価は下がりましたが、決算発表を受けて再度高値を取りに行く動きになりました。もう一つ付け加えるのならばVIXショック時は金融引き締め局面で、いまは緩和局面であり金融政策の方向性が真逆であることも見逃せません。
当面は金利だけでなく企業業績動向にも注目すべきと考えます。短期的に見るのではなく中長期目線で冷静に行動していくことが重要だと思います。
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