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労働時間は「短縮」から「濃縮」へ。新しい価値観「ワークライフバリュー」とは何か
伊井 俊貴メンタルコンパス株式会社 精神科医・代表取締役
働き方改革3.0これからはバリューだ!
ではいったい「バリュー」を目指すためどうすべきか?
これに答えるのは簡単ではありません。
働き方改革1.0でも2.0でもこれまでは「正解」がありました。
しかし、バリューに正解はありません。
では、社員1人1人に聞けばいいか?聞いても「?」が返ってくるか、
「人のために働く」などお手本のような「バリュー」を話すだけ。
働き方改革3.0で最も難しいこと、
それは社員1人1人が自分の「バリュー」に気づくこと。
この「バリュー」をどう見つけるか?
ここが私の研究分野でもあり、メンタルコンパス株式会社がソリューションとして提供していきたいと考えている部分です。
「出勤できるが生産性が落ちる」従業員のメンタルケアこそが重要な理由
伊井 俊貴メンタルコンパス株式会社 精神科医・代表取締役
企業のメンタルヘルスの問題は切実です。
また、経営者や管理職もうつになる確率は30%近くとも言われます。
様々な経営の問題、今回のような情報漏えいの問題など、企業における問題が実はメンタルヘルスに起因することは非常に多いと思います。
しかしながら、現在行われているストレスチェックや産業医面談では企業のメンタル不調に十分に対応できないことも事実です。
さらに、我々精神科医も今まで病気の人を治すという観点で治療をしてきており、働く人のメンタル不調の予防に対する問題意識は不十分でした。
私自身も数年前からこの問題について考え、研究者としての成果をもとに、企業にとって本当に役立つメンタル対策を提供できるシステムを考え、あいおいニッセイ同和損保株式会社とプレスリリースをだしました。https://newspicks.com/news/4186875/
今後、「攻めのメンタル対策で従業員1人1人が自分らしく働ける方法」について研鑽し、役に立つソリューションを開発していきたいと思います。
【再掲】ストレスがどこからやってくるかを知れ。ホリエモンが考える「不安」への対処法
伊井 俊貴メンタルコンパス株式会社 精神科医・代表取締役
本当にそのとおりですね。
ついでに、ではなぜ暇だと「不安」になるかというと、それが人間にもともとあった「生存本能」だからです。
人間は今では文明生活を送っていますが、実は脳自体は原始人のときとあまり変わっていません。
暇でボーっとしている原始人はどうなるでしょうか?猛獣に食われるか、食料がなくなって死んでしまいます。
だからこそ暇になると原始人の脳は一生懸命「不安」を出してくるわけです。
私の研究テーマである第三世代認知行動療法では「不安」をなくすことを目指しません。
自分自身の「不安」について知ることで、不安に巻き込まれないで行動するためのコツを学ぶ。
「原始人の脳」を生きるためではなく、幸せになるために使うためには、これまでとは全く違う「新しい脳の使い方」を練習する必要があります。
NORMAL
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