北川 佳祐

原体験からくる強烈な想いを理念とした経営者がいる会社は、ありふれたサービスにならず、その原体験が意図せずに競争上の差別化になる。

週4日だろうと、週3日だろうと、その残りの数日をどう過ごせるか次第だと思う。そこを意味のある時間にするためのバックアップをしないと、ただ労働時間が減って生産性も下がるリスクが高いのでは無いかと？特に自分で選択する事が少ない環境で育って来た日本人は、、。 その残りの数日が、スキル・経験・マインドなどから自分を人として成長させる数日であるならば、すぐにでも週5日を削ればいいと思うし、その時は週5日の生産性を軽く超えると思う。 私は今は週5日の時間外で副業をしているけれども、週4日になって副業の時間が増えたからといって、本業の週5日の生産性が減るとは思わない、寧ろ増えると感じるのが自分の経験的観測。 もちろん、残りの数日を働くかどうかは人それぞれの価値観ですが、、。

「経営者は、社員にやらせたい仕事を考えるのが面倒だから、ただ出社するだけで金を払う、と言っているようなものだ。」 そのためには会社のミッションを明確にし、それを達成するための「生産性」は何か？ 同時にテクノロジーやコミュニケーションでこれからの「最適なあるべき姿」を考えていかなくてはならないのだと感じました。 やはり、ビジョンと未来を描き続けながら、常に今の方法でいいのか？と疑い続けないといけないと気づかされます。

今伸びてる業界や会社には共通点があります。それは、顧客ニーズのことだけをダイレクトに考える世代が創業者であるということです。 顧客が求めているサービスが何か、という本質に対して、求められるサービスは社会環境や技術革新によって変化していく。 やはり何歳になっても時代時代に必要な考えを学び直して行かなくてはならない。 しかし、学校の勉強をちゃんとして、良い大学に入って、安定した会社に就職する。そんな与えられることが当たり前の出来レースが横行する世の中じゃ、大切な事実に気付きにくい。