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就活、大企業志向強まる=希望者増で「狭き門」-19年卒学生
時事通信社
前川 寛洋株式会社エンリッション 執行役員 経営企画本部長 兼 店舗推進統括本部長
学生の大手志望率を高めている要因は、間違いなく従来と比べてキャリアビジョンが見えなくなったからでしょう。 これまで多くの人は、中学、高校、大学と、入るだけである程度の将来と安定を担保されている環境に進み、キャリアにおける不確定要素をなるべく排除してきました。 しかし、メガバンクの人材削減、電通事件、その他過去安定と言われ続けてきた企業の不正発覚等のネガティヴニュースが積もりに積もり、学生からすれば、「どの企業にいけば、安定した生活が送れるのか?」という問いの答えが分かりにくくなっています。 それがキャリアビジョンを描く上で不確定要素としてのしかかり、解を見出せていないまま、とりあえず安定をイメージする“大手”という肩書きを求めるのでしょう。 世間では多様な働き方を尊重する動きが出ていますが、あくまでそれは“働き方を知ってる”人が評価できるものであって、働いた事のない学生には、まだまだその価値や適性を判断できません。 そう考えると、労働環境における時代の流れに、キャリア支援の環境も遅れず適応していかなければなりませんね。
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