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敦賀の植物工場、稼働3年で撤退
若林 毅
日本郵船グループの郵船商事が2015年4月に稼働させた人工光型植物工場事業から撤退との記事ですが、実に残念かつ腹立たしい一件です。。
記事にはサラッと書かれていますが、提携していた株式会社みらいが同年9月に破綻した事も影響しているとなっていますが、要は郵船商事が最初から「丸投げ」で参入したのが敗因なのだと思います。
人工光型植物工場には製造業からの参入も多く色々苦戦はしていますが、少なくとも栽培に関しては自社エンジニアが技術移転をしっかり請けて我が事として従事しています。従って、販路では苦労するも記事にあるような「品質がすぐに劣化してしまう」というレベルの話はあまり聞きません。
また、みらいが破綻した要因である工場運営の拙さという点では、製造業参入組の腕の見せ所であります。
欧米でもPlentyなど垂直農業がホットになる中、日本がずっと先行している筈なのですが、今回の郵船商事のようなポカをやる企業が出てくると恥ずかしいですね。
正に、チコちゃんに叱ってほしいという感じですね。
「変化し続けることが」獺祭の社是
若林 毅
旭酒造の桜井一宏社長が、2016年に桜井博志現会長から経営を引き継ぎ順調に業容を伸ばしているとの事で、感服いたします。
昨年の大豪雨で獺祭の工場が土砂被害に遭われた際も、陣頭指揮で復旧に取り組まれ従業員を励ます姿をニュース番組で拝見しました。
また記事にもあるように、販売店には旭酒造職員が足を運び、商品の品質管理状況をチェックしており、守れない店舗へは取引を辞退するというこだわりも素晴らしいと思います。
こうした守るべき点は守りながらも、海外での現地生産への挑戦や、獺祭チョコなど新しい展開へチャレンジするなど、桜井社長の今後の活躍がますます楽しみですね。
旭酒造、「獺祭」醸造工程で予測AI活用--AIの有効性と実用化を検証
https://newspicks.com/news/2978144?ref=search&ref_q=%E6%97%AD%E9%85%92%E9%80%A0&ref_t=top
70歳まで就業、企業に努力義務 来年法案、再就職や起業も選択肢
若林 毅
こういう状況になると企業にとっては、農業への従事というのも出口のひとつとして真面目に用意する価値が高まるような気がします。
農業従事者の高齢化(65歳以上が65%以上)は、逆に言うと高齢者でも活き活きと働ける職業でもあると思います。
もちろん70歳以降も体が動かなくなるまで続けられる訳です。
また、農業従事者は、健康寿命が長く医療費も非農業従事者より2割程低いという調査結果もあり(早稲田大学 堀口名誉教授グループ調査)、健康保険制度にもメリットがあるのではないでしょうか。
都市圏であれば、法改正される生産緑地を活用することも可能でしょう。
こうした切り口で、アグリメディアや国立の小野さんなどナビゲートしてくれるプレイヤーも結構いらっしゃると思います。
ヤオコー/3月期、30期連続の増収増益を達成
若林 毅
食品関連では、全国展開しているメガリテールより、ヤオコーのようなリージョナルな準大手小売グループの方が、地域消費者の動向をよく見て知恵を使った取り組みをしていて面白いですね。
ヤオコーだと、ロープライス追及だけでなく以下記事の「久喜菖蒲店」「川越的場店」ようなミールソリューションに着目した店舗づくり、本記事にあるようなバックエンドのプロセス改善や人材育成など、多面的な取り組みの結果が数字に表れたということですね。
ヤオコー/写真でみる「久喜菖蒲店」の生鮮・惣菜売場
https://newspicks.com/news/3769884?ref=search&ref_q=%E3%83%A4%E3%82%AA%E3%82%B3%E3%83%BC&ref_t=top
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