鮫島 弘子

昨年イスラエルを訪問したときに、ユダヤ人のガイドの方に「日本人の間で杉原さんは有名で、みんな彼の記念碑を訪れるけど、イスラエル人の間では有名じゃない。そこまですごいことしてない。シンドラーとか、もっと自分の命かけてイスラエルのためにしてくれた人たくさんいる」とはっきり言われ、結構ショックでした。いやー、当時の状況を考えれば、まあまあ命かけた方じゃないかと思うんですけど...巷でよく言われる通り、日本がプロモーションがほんとに下手だなーと再確認すると同時に、さらなる対外的アピールをお願いしたいと激しく思う次第です。

フォローもいいねもしていないメディアやブランドの広告表示が減るだけであればウエルカムだけど、フォローしているニュースや企業の表示も減らされるのかな？こちらは読みたいものは企業であろうとフォローするし、そうでないものは（友人や家族であろうと）フォロー外すなりミュートにするなりするので、そちらで余計なアルゴリズムは加えないでほしい。 ・・・と思ったのですが、コメントみると歓迎という意見が結構多いんですね。ちょっと意外でした。

自分の使命はエチオピアの美しさやパワー、可能性を伝えることだと思っているので、普段はネガティブな部分の発信はできるだけ控えるようにしているのだが、それでも当地に住んでいれば色々なものを目にするし、思うところもある。中でもとくに胸が痛むのは、孤児たちの厳しい生活を垣間見た時だ。雨季には5度を切る当地で裸足で雨やどりをしている彼らを見ると、本当にいたたまれない気持ちになる。（それでもきゃっきゃとはしゃいでいたりするんだけど。。。） だから周囲でエチオピア人の孤児を養子に迎え、育てている欧米人を見ると素晴らしいなあと思うし、子供達に対してもただただよかったねとしか思えない。それを偽善と呼ぶ人をたまにみかけるけど、でももし自分なら、冷たい雨の中、裸足でお腹をすかせているより、偽善者にひきとられたほうがずっといい。。 たしかに養子という名のもと奴隷になっているという噂はよく耳にするし、それに近いケースを見たこともあり（エチオピア人同士の縁組だけど）、実際は相当数の虐待があることも想像できるが、それにしてもこんな一刀両断的な結論以外にもっといい選択肢はなかったものかと思わざるを得ない。

エシカルを自称しているブランドでも、デザインはどこかの丸パクというのはわりとよく見かける。

こんなの今までさんざん日本人にも言われてたことだけど、外国人に言われると、その通り、ぐうの音も出ないって話題になる不思議。

ほしい！