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革新機構、取締役9人辞任を発表 田中社長「信頼関係が毀損」
共同通信
Takumi KataokaTransform.Inc 代表
対立していた以上、田中社長(もう元社長か)が経産省を批判するのはわかるが、信頼関係云々よりもガバナンス上の問題をもう少し指摘して欲しかった。 代表取締役専務の佃さん(元エゴンゼンダー社長)も社外取締役で報酬委員会委員長を務める冨山さん(IGPI代表取締役)も、お二人ともコーポレートガバナンスコードの策定やその後の改定にも深くかかわった「現役のコーポレートガバナンスの専門家」である。このお二人からすれば、今回の件は、ガバナンス上有り得ないというのは理解していたのでは? JICは普通の民間企業とはその成り立ちや株主(財務大臣)構成も異なるが、とはいっても株式会社である以上、報酬決定は株主総会で議論すべきであり、そして報酬の決定プロセスの透明性と妥当性を担保した報酬とするためにわざわざ報酬委員会を設けている。 塩野さんをはじめIGPIの方々はNPによく出ているように思うが、こうしたときになぜ報酬委員会の委員長を務める冨山さんのインタビューが出ないのだろうか。 今回の報酬決定過程において、JICの報酬委員会がどのような関わりを果たしたか(蚊帳の外におかれていたのか)は、政府系企業のガバナンス上も興味深いテーマだと思う。
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米GE、1年でトップ交代 後任はダナハー元CEO
共同通信
Takumi KataokaTransform.Inc 代表
かなり驚きました。過去140年近い歴史の中で、歴代CEOが10名しかいないGEにおいて、まさかたった1年で首になるとは。 これだけのインパクトのある決断を機動的に主導したのは、取締役会とCEOの Succession Planningを担うMDCC(Management Development and Compensation Committee)のようです。 経営トップを迅速に変えることが出来る点は、コーポレートガバナンス上、私は良いと思います。ただし、選んだ側の責任というのは必ずあるはずで、今回でいうとフラナリーが首になるのであれば、フラナリーを指名したMDCCと取締役会にも一定の責任はあると思います(MDCCの委員長も同様に首にするのが、筋かと)。 しかし、イメルトからフラナリーへのCEO Succession Planは下記の記事にあるように、7年の時間と相当な労力を掛けた取組みで、多くのグローバル企業が参考にした好事例でした。 GE Board's CEO Succession Planning Process https://www.genewsroom.com/sites/default/files/media/201706/FINAL%20Timeline%20Infographic.pdf What you can learn from GE’s 6-year CEO succession planning process https://www.humanresourcesonline.net/what-you-can-learn-from-ges-6-year-ceo-succession-planning-process/ それでも結果はこれ。経営トップを選ぶのはそれだけ難しいということですが、今後、自社のCEO Successionの取組みを見直す企業も出てくると思います。GEは何を間違えたのかと。そして、自分たちはそこから何を学ぶのかと。 今後、GEが以前のような輝きを再び取り戻すことを期待しています。以前、ヒューレットパッカードがCEOを徒に短期間で交代させ続けたのと同じ轍を踏まないことを祈るばかりです。
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