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医療大麻解禁後の【韓国】 専門医師の少なさと教育が課題
HEMP TODAY JAPAN
古賀 洋輔Hemp Today Japan アドバイザー
文化的に儒教の影響もあって、おそらく世界でも最後となるであろうと考えられていた韓国による医療大麻解禁は、世界を驚かせました。 しかし、こうした行政主導の制度改革に、社会が追いついていない事が露見したという意味で、これは非常に残念なニュースです。 しかし、今後どういった疾患に大麻が有効であるか、薬物相互作用やドーズなどに関して、社会全体に知識が広まっていくにつれて、大麻は、それを必要としている患者さんの手に順次届いていく事になるでしょう。特にALSや難治性小児てんかん等の進行性の疾患を持つ患者さん達に、一刻も早く大麻を届ける事は、医療界の義務です。 日本でも、文中にある大麻由来薬Epidiolexの臨床試験を厚生省が認め、いよいよ医療大麻の導入が視野に入ってきました。 先行した韓国での今回の結果は、同じく大麻に関する知識が社会全体で共有されていない日本でも、今後起こると予想される問題です。 文中の日本臨床カンナビノイド学会は、現在会員数が300名程度ですが、本格的に大麻を医療に導入していくには十分な数ではありません。是非、医療関係者には積極的に情報を摂取して頂き、一人でも多くの患者さんに大麻が有効に活用可能な社会づくりの一端を担って頂ける事を期待します。
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【現地発】全米初の大麻完全解禁から5年、コロラドの光と闇
NewsPicks編集部
古賀 洋輔Hemp Today Japan アドバイザー
記事の最後が、依存の恐ろしさを投げかけて終わっていたので、気になりました。 大麻の依存に関しては、WHO(世界保健機関)に提出された、臨床試験をまとめた事前審査報告書において、「依存症になるユーザーの割合は、アルコール、コカイン、タバコ、またはスケジュール1のオピオイドよりも少ない」とはっきり書かれています。 また、そこで問題になる離脱症状に関しても、「1〜2週間で寛解する」と記されており、大麻の依存が非常に弱い事がわかります。 つまり、大麻自体は決して依存性の強い物質ではないので、文中の様な依存症の方も、いったん自由に大麻が入手出来ない環境に半月ほど出かけてしまえば解決してしまうのです。 もちろん、比較的にリスクが低いとはいえ、こうした依存が生まれてしまう可能性のある、大麻の解禁には賛否両論あると思います。 私見ですが、人間には、一定の割合で「何かに依存しやすい」人達がいて、依存することによって自身が精神的に楽になったり、そこに楽しみを見出しているのであれば、それが社会的に問題でない限り許容するべきだと思います。 買い物だって、ゲームだって、バーに飲みに行く事だって、パチンコだって、全て依存の因子を含んでいます。 でも、こうした遊びは、どれも節度を守って楽しめる人にとっては大事な息抜きだったり、情熱を傾ける趣味だったりするわけで、大麻も同じなのではないでしょうか?しかもアルコールなど他の物質と比較して、依存の発生が低いのですから。 こうした個人の趣味嗜好に寛容である事は、一人の大人として、そして成熟した社会としての最低限のマナーではないでしょうか。
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