丸山 和也

アドバイザーを務めてくれている加藤さんと出会ったのは10年以上も前になる。 「有名になりたいとかはないんだよね」と話していたが、今作を通し、世界を変えようともがく同志達にエールを送ろうとしている様に感じたので、身近にいる僕から見た加藤さんを少しだけご紹介させていただきます。 シャフト社やフラクタ社の売却までのストーリーは作中で描かれているが、その前から彼は何も変わっていない。 驚くくらいに、フェアで、ポジティブな人だ。 恐らく、人に優劣を付けるという概念自体が存在しない。 そして、前向きな言葉以外を聞いたことがない。 もちろん、一生に限りがある事をよく知っているからこそ、決して甘くはない。 ただ、根底には深い愛があり、何よりも仁義を重んじる。 また、エピソードを交えては長くなるので割愛するが、本気の挑戦者にはとことん向き合い、リスクを取ってでも手を差し伸べる。 道半ばの人間が語るのは烏滸がましいが、僕が世界を変えた時、「言った通りになったでしょ」と笑う加藤さんの姿が今からでも目に浮かぶ。 嘘みたいな話だが、本気でそれを信じてくれている。 少なくとも、実現させる為にできる事は全て行動で示してくれている。 それが僕から見た加藤さんです。 僕自身も一挑戦者の立場ではありますが、多くの方々にエールが届く事を願っています。