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中国で“ブランド中古”に勝機あり、北京進出を果たしたコメ兵に聞く海外リユース事情
WWD JAPAN.com
里川 基ジーデザインラボ合同会社 代表社員
コメ兵の勝機よりも中国経済の先行きに不安を感じました。 そもそも、ブランドは長期的な信用や信頼関係の醸成により成立します。つまり、財・サービスの生産者のあるべき姿(ブランド・アイデンティティ)が、消費者の心象に描かれるようになる過程を経て、ブランドは成立する(もちろん、永続的な営みにより、成立し続ける)、時間のかかるものですよね。 そのような永続性に対して、現下の国情を中国の民衆はどうみているのか。たとえば、米中貿易戦争もありますが、より大事として一帯一路計画が暗礁に乗り上げています。マレーシアに続き、スリランカもモルジブも、ついにはパキスタンまで一帯一路計画を見直す事を公約とした政権に交代しました。つまり、国威発揚の一大計画が頓挫しているようです。 一時期、中国国内の正常不安定の際には金塊が売れました。今でも人民元よりもドルの方が紙幣としての信用度は高いとか?つまり、現下の中国でのブランドブーム(だとすれば)は、先行き不透明感に対するヘッジアクションと感じたため、先行きに不安と感じたのです。 まぁ、私は政治経済の専門ではないので、デザイン、ブランドに軸足を戻すと、(言ってみれば)投機対象となっているのは欧米のブランド品でしょう。なぜ、日本のブランド品ではないのか?どうすれば国産のラグジュアリーブランドをつくれるのか、そんな事を考えました。
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