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【大本命】マイクロソフト、本気のスタートアップ支援
Kakimoto Erina
大企業からスタートアップまですべての理解者として、世界中でブロックチェーンのショーケースモデルを作ってきました。
事例はグローバルで2000社を超え、国内でも200社を超えています。これらを作る過程で、業界ごとの知見はグローバルで蓄積されていきました。
しかも、事例を積み重ねたことで、今では「このモデルならうまくいく」「ここが隙間になっているから新しいビジネスを生み出せる」というのが明確にわかるように。この情報をスタートアップと共有することで、新しいビジネス創出につながっています。
世の中に出ているのは「PoC(新しい概念やアイデアの検証)をやっています」という情報だけで、結局それがどうなったのかがわからないんですよね。
でも、マイクロソフトの場合は実装された事実があるので、情報として本当に強いと思います。
消費財メーカーが直面する危機。変革を阻む壁、壊すすべ
Kakimoto Erina
重要なのは、既存ビジネスで従来の収益を上げながら、既存ビジネスとはまったく異なるサービスの創出を並行して進めること。
つまり、今まで重視されていた商品の機能性や情緒ではなく、データを基軸に消費者を分析して新しい体験を生み出す新サービス、いわばイノベーションを起こすことです。
イノベーションを起こすには、さまざまな仮説を立てて顧客体験をサービス化し、マーケットで試してインサイトを拾い、次の体験につなげていく。
この超高速PDCAを回す必要があるのですが、残念ながら従来のオペレーションとそれを支えるシステムでは実現できないんですね。
なぜなら、消費財メーカーに、商品を購入した顧客の行動や趣味嗜好(しこう)を知るためのデータがないからです。
仮にデータがあったとしても、サプライチェーンの仕組みが大量生産のオペレーティングモデルですし、生産・販売・供給の計画を一元管理できていないケースが多く、高速PDCAを回せる仕組みがない。
最終的にはオペレーティングモデルを変え、既存の工場や物流の仕組み、仕事の仕方やデータ分析のあり方も変える必要がありますが、売り上げを作るためにも今すぐに手放すことができない既存の古いITシステムが、消費財業界変革の足かせになっているのです。
NORMAL
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