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日本人は「努力の消耗戦」によって追い詰められていく
和泉屋 玲太研究所 研究員
私は不必要な苦労をしないように心掛けていて、努力を助ける判断基準にしてません。なので、努力を判断基準にせずに助けてくれる人が周りに多く、とても生きやすいです。
ではなぜ我慢や努力をここまで強要する人が多いのでしょうか。周りの人が我慢や努力しているからでしょうか。
いいえ、私は違うと思います。その人が我慢や努力をしない他人を受け入れたくないからだと思います。「自分が我慢や努力をしない他人を受け入れないのと同様に、我慢や努力をしない自分は他人に受け入れてもらえない」と思い込んでいるのです。もしくは義務だと思っているのです。「努力は義務だから、義務を放棄している人を助ける必要はない」と思っているのでしょう。いずれにしても、努力をしない人を受け入れたくないのです。
でも、これはこの記事に書いてあるように、その人を余計に苦しませている結果に繋がるんですよね。取り返しの付かない事態になってから…例えば過労死やいじめの自殺をしてから「大変だったんだね…」と言ったり、世の中を変えようとしたり…というのを何度も繰り返しています。そして誰も学ぼうとしません。少々滑稽ですよね。
ではどうすれば変えられるのかというと、方法は二つあります。まず手っ取り早いけど少し大変なのは「努力をしないことを受け入れてもいいのだ」と自分に言い聞かせ、実際に受け入れることです。「なんで努力をしない人間のクズみたいな人を受け入れなきゃいけないんだ!!!」と思って しまう方には向いていません(記事を読んでもそう思うなら、もう一つを試すか、残念ですがそのまま苦しんでください…)。考え方を変えるのには少々コツがいるので、無理に変えなくても結構です。もう一つは、自分が少しだけ我慢したり、頑張ったりしないことです。自分が頑張らなくなることで、他人を受け入れるハードルが徐々に下がっていきます。ハードルが下がったら、またもう少しだけ我慢しないで…という風に、自分の行動から変えていくと良いと思います。
私はあまり努力を強いる世の中は好きじゃないので、この考えが広まってくれることを祈っております。
仕事を「安定」で選んではいけない根本理由
和泉屋 玲太研究所 研究員
今の就活は、大学生に「夢や興味を持て」と就活生に強制します。が、そういった夢のない方も大勢います。
そして、そういった方に「夢や興味を持て」と言っても、企業側に都合のよい建前にしか聞こえないのではないでしょうか?もしくは、そういった夢や興味のない自分はダメだ…と思い、自信が持てず、就活もうまく行かず、更に自信を失う…といったことにつながるのではないでしょうか?
確かに、夢や興味を持って仕事に当たれるのはとても良いことかも知れません(私もそのタイプです)。しかし、夢のために仕事をしているタイプの人は、夢と違う業務をしたがりません。最悪、夢のために会社を辞めることもあります。
ですが逆に、生活のために仕事をしている人は、どんな仕事であれ、ある程度安定して業務を遂行できます。お金さえ貰えれば、内容はあまりこだわりが無いんですね。
こういったように、夢や興味のない人には、無い人なりの良さがあると思います。新人を雇う会社側も早くこの事実に気付き、上手く対応できたらいいなと思います。
マック、無印が「セルフレジ」を導入するワケ
和泉屋 玲太研究所 研究員
おそらくマックは「誤注文削減」も狙っているのだと思います。
マックだと奥で店員がせかせかしているし後ろにお客さんが待っているので無意識に僕達も焦ります。そこで、実は注文に迷っているけど仕方なく頼む、という経験をみなさんもされたことがあるかと思います。注文を確認され、お金を払う前に「あ、やっぱり気が変わった」なんてことも結構あるらしいのです。
ここで、実はマックでは料金の支払い前にメニューを作り始めているそうです。なので料金の支払い時に「あ、やっぱり○○はキャンセルで」と言われると、作りかけのメニューは捨てなければなりません。これがこのセルフレジだと『ほかの客を気にせずに時間をかけてメニューを選ぶことができる』ので誤注文を削減できる、という意図なのかなと思いました。
もちろん、焦って選ぶ必要もなくなりますしね。あれ、人によっては結構ストレスだと思いますよ…。
賃金形態、「年功賃金」を支持する人が過去最高に
和泉屋 玲太研究所 研究員
なぜ実力主義は嫌われるのか?簡単です。給与が上がらないからです。
ではなぜ実力主義では給与が上がらないのか?簡単です。日本人は目に見えない「何か」にお金を払わないからです。サービスがタダだと思っているように、目に見えない物はタダだと思っているのです。
つまり、実力という目に見えない指標には経営者もお金を払わないのです。タダだから。だから実力が見える形で現れない人には、実力主義は実質的に低賃金凍結システムとなっているのです。別に経営者がもともと給与を払わないつもりのシステムにしているわけではないと思います。
いい加減、見えない「何か」にお金を払う価値観を身に着けないといけませんね。
NORMAL
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