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「GoToキャンペーン」の虚無を言語化する
龍崎 翔子L&G GLOBAL BUSINESS inc. 代表/ホテルプロデューサー
GoToの現状の構造的な課題について有料noteにまとめさせていただいたのですが、2日で50000PVくらいの反響をいただいたので僭越ながらこちらでもPickさせていただきます。
■GoToが今どうなっているのかを誰も知らない
■旅行事業者視点での問題点
①特定企業による制度設計
②情報の非対称性
③狂ったタイムライン
④間に合わない実装
⑤(おそらく)秒で消化される予算
⑥限られたマーケティング効果
⑦リーダーの不在、全ステークホルダーの混乱
■ホテル事業者視点の問題点
①複雑かつ抜け穴の多い制度
②情報の錯綜
③煩雑なオペレーション
④限られた販促効果
■マクロ的な問題点
①旅行需要の喚起につながっていない
②ステークホルダーのいずれにもイニシアチブがない
③ポイントオブノーリターン
■お気持ち表明
Go Toトラベル きょうから開始
龍崎 翔子L&G GLOBAL BUSINESS inc. 代表/ホテルプロデューサー
GoTo自体はしっかり制度設計・運用されていれば観光業にポジティブな影響を与える非常に意義あるキャンペーンだと思うし、コロナショックの深刻化以降観光事業者としてずっと待望していた取り組みなのだが、このままだと観光業界に混乱をもたらして消費喚起もできないまま1.7兆円が虚無に溶けていくビジョンがありありと目に浮かぶ、、、
もう引き返せないところにまで来てしまっているので、やるからには効果(観光業全体の消費喚起)を最大化できるようやり切ってほしい
7/23追記
ここで書いていることをもう少し深掘りして言語化しました。
https://note.com/lng/n/nb1fae8971cbf
「#GoToキャンペーンを中止してください」Twitterで広まる。地方からは「感染拡大すれば人災」の声
龍崎 翔子L&G GLOBAL BUSINESS inc. 代表/ホテルプロデューサー
めちゃ言いづらいんだけど、観光業に携わるあくまで一個人としてGoToはやった方がいいと思うし、これを希望のように感じている事業者も多くいるんじゃないかと思う。
実際、感染拡大しているとはいうものの重症者数は下降の一途を辿っているし、そもそも一般住民と観光客の導線が異なる中で旅行=感染拡大という図式を作ること自体に違和感を感じる。完全に外出自粛をするならまだしも、居酒屋も満員電車も人で溢れかえっている中で旅行はできないというのはなぜなのだろう?
もちろん中抜きとか癒着とかそういうキナ臭い気配がする部分はあるし、九州の豪雨や経済的に困難な方々への支援が必要なのは間違いないのだけれど、GoToの先に数百万の、今回のコロナショックでダイレクトな直撃を受けた人々の生活があることを想像してほしい。第一次産業も製造業もサービス業も毎年毎年前年比を割り込んでいるこの国で、一体何を軸に経済維持するのだろう?
もちろんGoToがリリースされても利用しないという意思を持っている方もいるかもしれないけれども、その際はぜひ『未来に泊まれる宿泊券』などで日本の素敵な宿を支援していただけたらありがたいです。
7/23追記
色々なことが明らかになってやりきれない思いでいます。
詳細こちらのnoteにまとめています。
https://note.com/lng/n/nb1fae8971cbf
なぜ、20代は寄付意識が高いのか? コロナ禍が変える日本の寄付文化【コロナシフト】
龍崎 翔子L&G GLOBAL BUSINESS inc. 代表/ホテルプロデューサー
てかミレニアル世代の消費傾向そのものが顕示的消費から意思表示のための消費にシフトしていた矢先だったので、いわゆる「買い物は投票」的な行動様式が根付しつつあったことがコロナショックによって顕在化したのかなと思う・・・!
私自身コロナの影響でダメージを受けた宿泊施設のための先払いチケットサービス「未来に泊まれる宿泊券」をリリースさせていただいたのですが、多くの方々がSNS経由で宿泊券を購入してくださっており寄付文化の定着を実感する、、、
また、社会問題への関心の高まりも相まって寄付的要素のある商品の購買も盛んだと感じる、私たちがやったオーストラリア火災の支援のためのTシャツや、Sustaim(インディペンデント音楽コミュニティ支援団体)によるSIRUP x SYUのチャリティTシャツなど、デザイン性の高い商品も増えており手に取りやすくなっているのではなかろうか!
NORMAL
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