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駅徒歩3分の音楽フェス「ONE PARK FESTIVAL」に学ぶ、8億円の経済効果より価値あるもの
新山 直広Re:gion Picker / TSUGI 代表&デザインディレクター / 一般社団法人SOE副理事
ONE PARK FESTIVALは僕も微力ながら運営に関わっているのですが、めちゃくちゃすごいプロジェクトだと思います。なにがすごいって音楽好きな兄ちゃんたちが、社会性をもって行政やまちづくり会社を巻き込み、しまいには福井に増えつつあるニュー旦那衆たちの心をも鷲掴みにして大きなうねりを作ったことだと思います。おおげさに言うと県民性を変えうるプロジェクトではないかと思います。閉鎖的と言われがちの福井にカルチャーを武器に風穴を開ける動きは福井だけではなく、地域の未来をつくるヒントになると思います。
ちなみに今年は8/5(土)6(日)開催です!ぜひ遊びに来てください🙇♂️
木彫刻のまちを、文化でつなぎなおす
新山 直広Re:gion Picker / TSUGI 代表&デザインディレクター / 一般社団法人SOE副理事
何を隠そう、僕は山川さんの大ファンです。やることなすこと最高すぎる。人間的にも最高で人生何周目?って感じな人です。
建築家という職能を拡張し、井波という地で請負の設計業務だけではなく、自ら実業としてBed and Craftを展開し、気づけばこの数年でお店がたくさんできたという動きはただただ脱帽です。7年間で42件の空き家が再生されたとか。全部が山川さんの仕事ではないと思うのですが、きっかけを作ったのは間違いなく山川さんだと思います。僕も2022年の秋にBed and Craftに泊まり、翌日に彫刻家の田中孝明さんに弟子入りし、スプーンを作ったのですが、あっという間の2時間で、作る前と作ったあとでスプーンに対しての解像度がグンと上がりました。空間だけではなく、体験もデザインする山川さんは21世紀の新しい建築家像を地でやってる人だと思います。記事には言及されてなかったですが、山川さんと仲間達でやっているまちづくり組織「ジソウラボ」の動きもぜひチェックしてもらいたいです。
地域に伴走し、流通まで担う。鯖江の実践者に学ぶデザインの姿勢
新山 直広Re:gion Picker / TSUGI 代表&デザインディレクター / 一般社団法人SOE副理事
本人です!すごくよくまとめていただきました。
これからは「地域の時代だ」と息巻いて大学卒業と同時に福井に移り住み、もうすぐ15年目に入ります。自分なりに努力して今に至るのですが、それ以上に鯖江という地域に育てられたという思いがあります。鯖江は非常に「心理的安全性の高いまち」です。変な人が入ってきても受け入れてくれて、若い人がチャレンジすることをみんなが応援してくれる風土があります。話は変わってデザインの語源はラテン語の「Designare(デジナーレ」からきているのですが「計画を記号に表す」という意味だったらしいです。まさに現代のデザインもそういうことだと思ってて「計画・設計」がめちゃくちゃ本質だなぁといつも思います。僕もまだまだこれからですが、地域に何が必要で何をするべきかということを一生懸命考えて実践しながら今のスタイルになりました。今僕はTSUGIとは別にSOEという別会社を作って大体半々くらいで活動しているのですが、SOEでは日本一の産業観光地域をつくることを目指してこれから宿やスクールを立ち上げます。たくさんお店も増えて若い職人や移住者も増えました。地域の未来の一つのモデルになりつつなっているのでぜひ遊びにきてくださいね。次回のRENEWは10/6(金)-8日(日)に開催します。
“産業観光”で地域に光を。「ひつじサミット尾州」という発明
新山 直広Re:gion Picker / TSUGI 代表&デザインディレクター / 一般社団法人SOE副理事
オープンファクトリーイベントはちょっとしたブームになりつつあります。工芸品や地場産業はお店に置いてるだけでは価値が伝わりにくい。であれば産地に来てもらって作り手の思いやものづくりの背景を学びながら購入してもらおうということで全国に広がってきました。産業観光は解像度の高い購入体験として、ある意味最強の販売スタイルだと思います。ただしうまくいってるところとそうでないところの差があるのが事実。うまくいくところの共通項は大きく「熱量を持った人がいる」「民間で運営している」「徐々に地域や行政を巻き込む」の3点かなぁと思います。そういう意味で岩田さんの手法は一番うまくいくやり方だなぁと思います。そしてすぐに結果を出しててすごい。
僕も福井県でRENEWという同様のイベントを8年運営しながら、上記の手法を走りながら構築してきた感じです。今では33のファクトリーショップとRENEWきっかけで45名の就業者が生まれました。オープンファクトリーイベントは言ってみれば産業×地域×デザインを組み合わせた総合的なクリエイティブプロジェクト。岩田さんのような人が全国に増えていくと国力が上がると思います。
訪日観光のプロが「日本庭園・伝統工芸」の魅力を伝授!目からウロコの豆知識を
新山 直広Re:gion Picker / TSUGI 代表&デザインディレクター / 一般社団法人SOE副理事
わびさびの話とは少しずれますが、最近よく聞くサステナブルツーリズムと伝統工芸との親和性はとても高いと思ってて、そもそも材料自体がめっちゃ自然物。さらに修繕ができるので相性がよくて近年注目されてきてる印象があります。実際うちの会社は漆器の塗師さんの工房とシェアしてるので、金継ぎや修繕の相談がここ数年ぐんと増えてます。そもそも伝統工芸はお店に置いてるだけでは価値が全然わからないので、実際に工房に行って作り手の思いやものづくりの背景を体感してから購入すると、解像度がぐーんと上がるのでおすすめです。
【第四弾】地域から“一歩先”の産業を創る新Re:gionピッカーが就任
新山 直広Re:gion Picker / TSUGI 代表&デザインディレクター / 一般社団法人SOE副理事
みなさんこんにちは!この度Re:gionピッカーに就任した新山直広です。
めがねのまち福井県鯖江市で「TSUGI」というローカルクリエイティブカンパニーと「SOE」という産業観光を軸としたDMCの運営をしています。
僕が活動している越前鯖江エリアは半径10km圏内に眼鏡・漆器・和紙・刃物・箪笥・焼物・繊維といった7つの地場産業が集積している地域。そんなものづくりの街で地域特化型デザイナーとして地場産業のブランディングの仕事をしながら、工房見学やワークショップを通じて作り手とつながる体感型マーケット「RENEW」を運営しています。その土地の人・歴史・産品・自然といった地域資源を複合させて新たな価値を生み出し、地域のあるべき姿を導くことをめざす「インタウンデザイン」の視点から、発信やコメントをさせていただければと思います。これからどうぞよろしくお願いします!
NORMAL
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