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「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由
現代ビジネス[講談社] | 最新記事
Yonemori ChikaraNTT Data Manager
私も釧路市出身で大学院を出て東京で今働いているので、著者の気持ちに強く共感できます。子供時代は一番近い本屋でも車で30分。とても気軽に本を読む環境になかったので、勉強の材料は全然無かったです。また釧路では文化系の活動もまったく周囲から評価されないので、勉強をがんばる意識も持ちにくいと思います。例えば、勉強ができるよりも、運動ができる、ヤンキーの友達が多い、いかにおしゃれかという価値の方がずっと高く、そういった才能が無い自分にずっと劣等感がありました。やはり地方は圧倒的に不利だと思います。大学進学で札幌に出て、就職で東京に出て新たな価値観を知る度に釧路で育った20年弱は友人の関係を除いて本当に無駄だったなと今でも思います。 それでも私の場合は父親がなぜか買っていたブリタニカの百科事典と父親の友人から譲り受けた小学館の図鑑があったので、知識を本を通じて身につけられたのは運が良かったです。せめて地方の人にはよい情報に触れる機会だけは提供される世の中であって欲しい。 自分の子供には私と同じ思いをさせたくなく、数多くのチャンスを与えたいと思い、都会から離れるつもりは全くありません。 #あと著者は私より10年ほど若いのでジャスコ(イオンモール)に行ったり、ネットがある程度使える世代なので、まだ運がよいと思います。私の時代は本当に何もなかった。
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