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世界の自動車向け石油需要、2032年がピーク=ゴールドマン
反対意見も創造的な発想に活かす「クリエイティブ合気道」とは
熊谷 峻シナリオプランナー
面白いですね。
シナリオ作りのワークショップに似ていると思いました。
シナリオ作りのワークショップでも、「他人の意見は否定しないこと」というルールを設定して、参加者が安心してクリエイティブな意見が言えるような環境を作るようにしています。
また、併せて「人と異なる視点を導入してみましょう」と働きかけることで、同調ばかりにならないように(集団浅慮にならないように)注意しています。
ただ、一言そう伝えただけで皆がそれを実践できるとは限らないので、ファシリテーションの現場では、ファシリテーターが頑張って異なる視点を具体的に投げかける必要が出てきます(そのための事前準備が大変…)。
出光興産・経営企画部がシナリオ専門チームを置く理由
熊谷 峻シナリオプランナー
取材していただきました。
編集部のみなさま、ありがとうございました!
(まさか自分がNPに登場する日が来るとは、夢にも思いませんでしたw)
「① どれも同じ確率で起こりそうだと思えるシナリオを作る」という点につき、少し補足してみます。
(シェル流)シナリオプランニングにおけるシナリオは、未来の可能性を描くものであり、将来予測ではありません。
つまり、将来を当てようとしてシナリオを作っているわけではなく、“将来はどうなる可能性があるかを探索した結果”、がシナリオです。
シナリオプランニングでは、「将来は予測できない」という考え方が根底にあります。
予測ができない以上、将来のことを描いたシナリオに、確率を設定するということは、そもそもできません。
ですので、「どれも同じ確率で“起こりそうだと思える”」という、少しややこしい表現を使っています。
シナリオABCがあったとして、「Aの未来もBの未来もCの未来も、どれもたしかにありそうだ」、ということを狙っていきます。
シナリオAだけ確率が高そうとかCだけ低そう、ということではありませんし、AもBもCも確率10%でそろえています、ということでもありません。
これだけでもなかなか難しいのですが、シナリオ作成でさらに大事なのは、「考えたこともなかった未来像」を含める、という点です。
「考えたことがある未来像」だけを並べても、聞き手の視野を広げる、という目的につながらないからです。
以上、ご参考まで。
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