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その不調、実は筋トレが原因かも……運動科学の第一人者が解説する「ラフな筋トレ」の決定的デメリット
T yoshio
ーー最大出力と最瞬出力は両立しない
……具体的な場面では、自分を取り巻く状況を十分に察知しながら、同時に絶えず、全身のどの部分のパワーを時間軸に沿ってどのように発揮し、そのためには各部分をどう配置配列しつつ動かせばいいのか、潜在脳で瞬時かつ流動的に次々と判断し、正確に実行する必要があります。
しかも、その判断と実行は、周囲にいるチームメイトや、相手チームの各選手との関係をも考慮して行われねばならないのです。
「時間軸に沿った身体のすべての部分の配置配列」
「行動のタイミング」
「全身と部分の連動」
「パワーにおける力とスピードの配分」
「周囲の変化との対応」
などの膨大なファクターを考慮したうえでの顕在かつ潜在的な身体の統合操作は脳によってなされます。
……したがって、現実の競技場面で優れたパフォーマンスを発揮するには脳の優れた統合的活動が必須不可欠であり、優れたプレーをしたいのであれば、脳の高度な活動と統合された状態で筋活動が行われ、パワーが発揮されねばなりません。
そのようなパワー、すなわち脳の高度な活動と筋力の発揮が統合され生み出されるパワーこそ、私が「レフパワー(Refined Power)」と名付けたものなのです。これは、粗野で荒々しい「ラフ」に対し、精製され洗練されたという意味の英単語「refined(リファインド)」の、最初の3文字「ref(レフ)」を取った言葉
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