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【超図解】今、世界の「EVシフト」に異変が起きている
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
少し前にもコメントしましたが、しばらくあった過剰なEV礼賛のムードも、今の必要以上のEVsageもどちらも違和感があります
記事でも本文では何度か言及しているとおり、「伸びが鈍化」しただけで、まだまだ伸びてるし、グラフの成長率の取り方も一点高くなったところから恣意的に成長率をとっているようにも見え、中期トレンドでみれば着実に進んでいる
着実にEV化という大きな地殻変動は進んでいくということは変わらず、特に変化が遅れてきた企業が「まだ大丈夫」とほっと一息ついてしまうのが特に心配で、少し猶予ができただけで全力で変わっていかないといけないことにはかわりはありません
これまで数十年かけてガソリン車の社会に最適化してきた事業を、これまで言われていたように5年で変えろと言われれば土台無理だが、10年かけて変えろと言われれば、全力で変わっていけばひょっとして間に合うかも、というくらいの会社が多いのではないでしょうか?
プーチン大統領、圧勝で5選 87%超、史上最高得票
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
戦後日本で生まれ育った身としては欧米的民主主義が理想であるという価値観に染まっていますが、先日出ていた世界で民主主義は後退しているというニュースを見て色々考えさせられました
あえて逆から考えてみると、政治を何もわからない民衆に委ねるというのが本当に正しいのか、そんなのは単なる理想論に過ぎず、その理想を信じる一部の国と地域が民主主義を選択しているだけであり、本来は強いリーダーが引っ張るものなのでは?という思想は、ある意味オーナー経営者と雇われ経営者の対比とも通ずるところがあり実は答えがない問いな気もします
絶対権力を握ったリーダーのほうが確かに良いパフォーマンスがでることもある。ただしその人が本当に優秀であればという注釈はつくし、権力は常に腐敗するというのは古今東西問わず真理。民主主義は短期的なパフォーマンスは下がるとしても、壊滅的な打撃を被ることを防ぐための手法とも言えるのは国家運営でも似たところがあると思いました
【引用】
世界の民主主義、冷戦期並みに後退 南アジアや東欧顕著
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD050SY0V00C24A3000000/
【株価10倍】くら寿司が見つけた、アメリカで圧勝する方法
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
くら寿司がアメリカで快進撃とのことで、知りませんでしたし立役者への直撃インタビューがとても興味深かった
コロナでどん底の時にSOでエグゼクティブを採用
中価格帯のリーズナブルだけど美味しいというポジション(とはいっても客単価1万円近く)と、機械化によって人件費高騰の影響を受けないモデルで、多くの州で成功モデルを作ることによって成長可能性を示したとのことでなるほど
もう少し知りたかったこととしては、寿司は究極米にネタを乗せるだけなので結局はネタ勝負のなかで良い材料を持ってくるサプライチェーンがどうなってるのか。それも立地が分散しているとゴールドチェーンとか非効率になりそうと思ってしまいます
もう一つは、カリフォルニアやNYではないところで成功モデルを作れたとのことですが、この客単価でも受け入れられるというところが単純に驚き。テキサスとか行ってみないとわからないですね
【直撃】ニトリが「暮らしの何でも屋」で追うアマゾンの背中
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
自社ECだと品揃えや拡大に限界があるので他社に出品してもらうマーケットプレースに、という発想自体は悪く言えば普通の、悪く言えば「凡庸」でうまくいかないことが多い発想の中で、あのニトリが勝負に出るのだから何かしら勝算はあるのでは?と思いながら記事を読み進めましたが、残念ながらよくわかりませんでした
単に雑貨を並べるECだけでは差別化はないので、あるとすれば店頭受け取りなど店との連動に顧客のベネフィットを作れるか
また、生活周りのサービスECはプラットフォームができつつありますが、伸びる余地はありそうで、モノよりも有象無象の業者の判断がつきにくい中で「ニトリ」が選んだという品質保証や実店舗を組み合わせた価値を出せるか
ただ、いずれも買回頻度が低いものが多く、習慣化が大事なECプラットフォームとしてはやはり弱い気はします
「自分は都心の居住者」という「謎の優越感」が大損を生む「地方都市移住」にはメリットしかない
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
今は渋谷に住んでいてこれから地方移住すべく土地を買った段階の方が何故そんなに地方の良さを語れるのかが謎
東京に住んでるという「優越感」があるのでは、と批判してますが、「東京の良さも知ったうえで地方の良さに気づいたオレ」への優越感と、「それにまだ気づいてない奴ら」を見下している記事にしか見えませんでした
まあ、結局人間「住めば都」という言葉があるとおり、多くの場合はどこでも楽しく暮らせるんだろうし、更に自分の決定を正当化したいバイアスもかかるので、人の決定にとやかく言わず好きなところに住めば良いのでは?と思いますし、その結果都心の人口が増えているというのは、「優越感に浸りたい」という以外の合理的な理由があると考えるのが普通だと思います
フィットネスクラブの倒産が過去最多 市場規模は拡大、淘汰進む
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
廃業数が増えたというデータだけから「淘汰が進む」という見出しになっており、ミスリーディングだな、と感じます
少しググっただけだとしっかりとデータは取れませんが、近年の肌感としては市場の活況、ヘルスケア、特に「予防分野」への関心の高まり、参入障壁の低さなどから参入が増えているように感じていて、いっぱい入ったので計画が甘かったところが潰れたり、零細が撤退したりという可能性が高い気がしてるので、そうだとすれば「淘汰が進む」という日本語で想起される市場の状況とは大きく異なります
さっと見たところでは事業者数の推移や参入事業者数のデータが無かったのですが、少なくとも新規店舗は大きく増えていてこれが、チョコザップなどの大手が増えてるだけなのか、新規参入も増えているのか次第ではありますが、仮説的には両方の要因がありそうです
https://www.profitjapan.co.jp/archives/2808
小売りのトライアルHDが今年最大のIPO、1株1700円で上場へ
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
九州のディスカウントチェーンですが、デジタル化で有名で、NPでも何度か取り上げられてますし、小売関係者がこぞって視察に訪れている企業
https://newspicks.com/news/3900743
その時もコメントしてますが、小売企業がDX化したというよりは、自前のソフトウエア部隊を持ち、「ソフトウェア会社が小売もやっている」という表現のほうがしっくりきます
最近は、小型店舗の「トライアルGO」という業態の展開を始めていて、先日福岡行ったときに初めて見に行けました
「GO」と言ってはいますが、AmazonGOのようなウォークスルー型の無人店舗ではなく普通にセルフレジがおいてあるミニスーパーという感じ
カツ丼などのお惣菜が有名なんですが「自動値引き」というシステムを取っていて、製造から◯時間経つと◯%引きになります、というある意味でのダイナミックプライシングで、値札の貼りかえもしない代わりに、お惣菜売場にバーコードリーダーがあって、かざすと現在の値段が表示されるのが特徴的でした
一方で支払いは、現金か自社の独自の決済のみ使える仕様でしたが、これが実験中なのかファイナルアンサーなのかはわかりませんでした
本日開始! 東京都の10%還元キャンペーン 誰でも対象のスマホ決済で合計最大1万2000円相当戻ってくる
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
記事を見てもわからないのが、この政策はタイトル通り物価高で苦しい都民へのバラマキが主なのか、キャッシュレス促進が主なのか
バラ撒こうがスタートだとしても、それ自体はイケてないですがうまくキャッシュレス推進の文脈にのせられたのは良いと思いますし、ばらまく事務コストを考えれば現実的にも他にはやり方がなかったのかもしれないですね
キャッシュレス推進がスタートであれば、物価高での生活苦という社会の文脈にうまく乗せたなあ、という感じ
そして、特定業者を優遇するように見え、また「スマホない人はどうするんだ」的な批判がありそうななかで意思決定できたのは素晴らしいですね
しかし今日から20日間ということで短い!
1つの決済手段で3000ポイント、すべて取るには4つの決済を使い分ける必要があるし、20日間で少なくとも12万円の買い物をしないといけない、ということですね
でも気がつくと対象は、paypay(SB)、楽天ペイ、d、auペイと、携帯キャリア4社になってるというのも面白いところ。入り込む政治力もあるんでしょうが、やはりpayは余力のある大企業で、ということになってきてますね
NORMAL
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