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「80%の力」で働けば患者もスタッフも医師もハッピーに!
PR: 新刊JP
來村 昌紀らいむらクリニック 院長
現在コロナ禍で飲食業、観光業始め様々な業界が大変な状況です。医療業界も例外ではありません。病院でのコロナ感染を恐れて受診控えをする患者さんが増え、来院患者数が激減する病院がある一方で発熱外来を設け、患者さんが殺到し、人手不足に陥りスタッフ、医師とも疲弊する病院もあります。 医療関係者といえば人の命を預かる職業、自己犠牲を厭わず、全力で医療に取り組む事が求められますし、それが当然です。しかし、その一方で医療関係者も人間です。疲労が溜まれば医療者自身も感染するリスクも高くなります。このコロナ禍の3年間で現場での試行錯誤の結果、私は患者さん満足度を優先することからスタッフの満足度を優先する仕事の仕方にシフトしました。 当然ご批判もあると思います。しかし、JALを再建したあの稲盛和夫さんも全社員の物心両面の幸福を最優先したと述べられています。私も医療従事者は自分達が健康で余裕がなければ良い医療はできないのではないか、医療従事者の自己犠牲の上に成り立つ医療システムはどこかおかしいのではないかという事がこの本で言いたかったことの一つです。 そして最後にもう一つ、このコロナ禍を乗り越えるたった一つの方策は他社との協業(競合ではありません)、患者さんとも協業(それぞれのクリニックや病院の必要最低限のルールを守って受診していただくこと)が必要なのではないかということです。この本が医療業界だけでなく、全てのコロナ禍でご苦労されている関係各所の方々に少しでも参考になれば幸いです。
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