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2021年5月13日 公開 人気 Picker
フードデリバリーはコロナ禍で一気に広がった新しい食の分野だと勘違いしている向きが多いが、実は(少なくとも日本においては)江戸期にその源流を見ることができるというのは実に腹落ちがする。作ってから、持ち運び、時間がたっても美味しく(むしろ時間が経つことでおいしく)いただける食べ物は日本には沢山ある。そして、そのために味付けや盛り付けなどさまざまな分野での工夫が行われている。
それを思うと、昨今のフードデリバリーはまだまだ歴史が浅く、料理自体をデリバリーすることを前提に進化し切れていないことに気づく。鰻重や折り詰めの押寿司、おせち料理やサンドイッチなどの革新的な料理が今回のコロナ禍でまだ生まれていないのではと思えてならない。飲食店は「お弁当」では成り立たなかったというのが昨年の教訓であるが、食を進化し切れていないという事実が、今の飲食業の苦境の一端を説明しているのではないか?
そんなことを思いながら、この番組を拝見しました。
それを思うと、昨今のフードデリバリーはまだまだ歴史が浅く、料理自体をデリバリーすることを前提に進化し切れていないことに気づく。鰻重や折り詰めの押寿司、おせち料理やサンドイッチなどの革新的な料理が今回のコロナ禍でまだ生まれていないのではと思えてならない。飲食店は「お弁当」では成り立たなかったというのが昨年の教訓であるが、食を進化し切れていないという事実が、今の飲食業の苦境の一端を説明しているのではないか?
そんなことを思いながら、この番組を拝見しました。
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