「勝利で恩返しを」 クラスター乗り越えた天理大ラグビー部 関西リーグ開幕
毎日新聞
2020/11/7 21:05(最終更新 11/7 23:49)
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部員62人による新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生から約3カ月。7日に開幕したラグビーの関西大学Aリーグ初戦に臨んだ天理大の選手たちは、周囲への感謝の思いをプレーで体現した。奈良・天理親里競技場で摂南大に64―0で圧勝。リーグ5連覇へ一歩を刻んだ。
「僕がリーダーシップを」
ゴール前でワンバウンドした球が、走り込んできたCTBシオサイア・フィフィタ(21)の胸にピタリと収まった。前半2分、22メートルライン付近のラックからボールを受けたSO松永拓朗(22)は、相手防御裏へのキックを選択。大学屈指の突破力を持つフィフィタは難なくボールを拾い、一気に加速して2人の選手を振り切り、先制トライにつなげた。
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