大相撲夏場所、9日初日 2年ぶり開催、観客は4日目から

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土俵祭後に土俵周辺に集まる日本相撲協会審判部の親方ら=東京都墨田区の両国国技館で2021年5月8日午前10時24分、村社拓信撮影
土俵祭後に土俵周辺に集まる日本相撲協会審判部の親方ら=東京都墨田区の両国国技館で2021年5月8日午前10時24分、村社拓信撮影

 大相撲夏場所は9日、東京・両国国技館で初日を迎える。8日は土俵祭が行われ、場所中の安全を祈願した。3月の春場所で取組中に土俵に頭部を強打し救急搬送された三段目・響龍(本名・天野光稀さん)が4月28日に急性呼吸不全で亡くなったことから、日本相撲協会審判部の親方らは7日に応急対応処置の講習会を受け、本場所に臨む。

 夏場所は昨年、新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が延長されて中止になり、2年ぶりの開催となる。今年も緊急事態宣言が出される中、3日目までは無観客で、大規模イベントの人数制限が緩和される4日目の12日からは5000人を上限に実施する。尾車事業部長(元大関・琴風)は「感染対策が一番。無事に15日間、千秋楽を迎えることを目標に頑張っていきたい」と話した。

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