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「戦時中でも赤字でも」 緊急事態宣言下で寄席を開けるワケ

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浅草演芸ホール=東京都台東区で2020年6月1日、竹内紀臣撮影
浅草演芸ホール=東京都台東区で2020年6月1日、竹内紀臣撮影

 3回目となる緊急事態宣言が25日から4都府県に発令され、デパートや映画館、酒を提供する飲食店などには休業要請、プロ野球や劇場には無観客開催の要請が始まった。だが東京都内の寄席4軒は、観客を減らした上で営業を続ける判断をした。ネット上では賛意や理解を示す意見が多数を占める。なぜ寄席は木戸を開ける決断をしたのか。【油井雅和/デジタル報道センター】

 都内には落語の定席(1年中営業)として上野・鈴本演芸場、新宿・末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場の寄席4軒があり、他に国立演芸場が半蔵門にある。また、浅草には浪曲の寄席、木馬亭がある。国立演芸場は要請を受けて主催公演の中止を決めたが、定席4軒と木馬亭の浪曲公演は継続を決めた。

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