地元産米使った新食材「米ゲル」 備蓄用非常食に 茨城

河内町の備蓄用非常食として納品された「さけごはんの缶詰」のしょうゆ味と塩味=茨城県河内町源清田の河内町役場で2021年4月13日、庭木茂視撮影
河内町の備蓄用非常食として納品された「さけごはんの缶詰」のしょうゆ味と塩味=茨城県河内町源清田の河内町役場で2021年4月13日、庭木茂視撮影

 茨城県河内町は、町産米を使用した新食材「米ゲル」の製造販売業者と、災害時の備蓄用として缶詰の供給を受ける協定を結んだ。

 製造販売会社「ライステクノロジーかわち」は、農機メーカーのヤンマーと地元の農業生産法人などが2016年に設立。米ゲルは、コメを粘り気のあるゲル状にし、さまざまな調理に対応できるようにした新食材だ。

 協定締結に伴い、米ゲルを炊き込みご飯に加えた「さけごはんの缶詰」が納品された。賞味期限は3年で、同社によると、米ゲルを使用した商品の大量生産は国内初。米ゲルには町産米を使うが、今後は発注元の希望によって炊き込みご飯のコメを変更することも可能という。

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