ファミマ統合後初の赤字
前期最終164億円、都市部振るわず
伊藤忠商事の子会社で非上場のファミリーマートが15日発表した2021年2月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が164億円の赤字(前の期は435億円の黒字)だった。通期の最終赤字は16年にユニーグループ・ホールディングス(HD)と経営統合してから初めて。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が広がり、都市部の店舗を中心に売り上げが減少した。店舗収益の悪化を織り込み減損損失なども計上した。
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