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仏・伊・スペイン、出生数急減 4000億円規模の子供手当も

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マスクをしてジョギングをするカップル=パリで2021年4月10日、AP
マスクをしてジョギングをするカップル=パリで2021年4月10日、AP

 新型コロナウイルスの感染拡大で、長期の外出禁止措置を敷いたスペイン、イタリア、フランスで2020年12月~21年1月の出生数が前年比で大幅に低下した。感染拡大の収束が見通せず、出生数への影響が長期化する懸念もあり、イタリアは年30億ユーロ(約4000億円)規模の子供手当の支給を決めるなど対応に乗り出した。

 3カ国で20年に出生した子供の数は、いずれも第二次世界大戦後、最少となる見通しだ。20年12月と21年1月の出生数は前年同月比7~23%減だった。この時期に生まれた乳児は、母の妊娠開始時期が新型コロナで厳しい外出禁止措置が敷かれた昨春に重なる。仏国立人口研究所の研究員は英紙フィナンシャル・タイムズに、家族が一日中、一緒に過ごすことのストレスや失業、胎児への感染の懸念などが影響した可能性を指摘する…

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