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ソフバンクG、テレビサとユニビジョンの合弁への投資で協議-関係者

  • スペイン語放送の両社は一部コンテンツ資産の統合で協議
  • 月内にも合意発表の可能性、その一環でソフトバンクは投資を検討

ソフトバンクグループは、メキシコのグルポ・テレビサと米ユニビジョン・コミュニケーションズのコンテンツ資産統合で誕生する新たなメディア企業への投資に向けて協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報の非公開を理由に関係者が匿名で語ったところでは、スペイン語放送を手掛けるテレビサとユニビジョンは一部コンテンツ資産の統合について協議を進めており、資産価値を約40億ドル(約4400億円)と評価する内容で合意する可能性がある。統合対象となる具体的な資産は今のところ不明だが、両社のニュース部門は除外される見通しだ。

  関係者によれば、合意は月内にも発表される可能性があり、その一環でソフトバンクグループは統合後の新会社への投資を検討しているという。

  最終的な合意には至っておらず、交渉決裂の可能性もなおあると関係者は語った。非公開企業のユニビジョンとテレビサの担当者から現時点ではコメントを得られていない。ソフトバンクグループの担当者はコメントを控えた。

  テレビサの米上場株の5日終値は9.08ドルで、これに基づく時価総額は約51億ドル。

原題:
SoftBank Said in Talks to Invest in Televisa-Univision Venture(抜粋)

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