九州電力、フェリー「さんふらわあ」にLNG燃料供給
九州電力は商船三井のグループ会社が運航するフェリー「さんふらわあ」に液化天然ガス(LNG)燃料を供給すると発表した。2022年末にも竣工するLNG燃料フェリー「さんふらわあくれない」など2隻が対象で、大分県の別府港で1日あたり約50トン供給する。九電は環境負荷が低いLNG燃料の需要は今後も広がるとみて、顧客開拓を進めていく。
タンクローリー4台に特殊な導管を接続してフェリーに供給し、充填時間を短縮する。LNG燃料は九電グループの大分エル・エヌ・ジーから出荷し、燃料供給中の管理は大分ガスが担う。