ニュース

和歌山の聖火リレー、東京五輪の体操金・早田卓次さんら走る

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

ランナーが近くを走る橋杭岩(串本町で)
ランナーが近くを走る橋杭岩(串本町で)

 4月9、10両日に和歌山県内で実施される聖火リレーで、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は29日、県内全ランナーとそれぞれが走る市町を発表した。13~95歳の計173人が14市町15区間を走り、聖火をつなぐ。

 1日目は、新宮市の「みはらし台」で出発式を開催。ランナーは串本町の橋杭岩や白浜町の円月島といった観光名所近くを巡り、この日の終点の和歌山市の和歌山マリーナシティまでの9区間を走る。ゴール後は、聖火到着を祝う「セレブレーション」が行われる。1964年の東京五輪の体操金メダリスト・早田卓次さんが新宮市で登場するほか、95歳のフルマラソンランナー・上野山馨さんが有田市を走る。

 2日目は和歌山市の和歌山城前をスタートし、紀の川市の近畿大生物理工学部や高野町の高野山・奥の院の近くを通って県内コースの終点となる橋本市運動公園多目的グラウンドまでの6区間を走る。到着後に、同グラウンドでセレブレーションが予定されている。2012年ロンドン五輪体操男子団体総合銀メダリストの田中和仁さんが和歌山市を走るほか、上富田町出身の演歌歌手・坂本冬美さんが橋本市で登場する。

 新型コロナウイルスの感染対策として、同委員会は、観客の密集を防ぐため各ランナーが走る具体的な場所は直前まで公表しない。県の実行委員会も沿道での観覧ではなくインターネットで視聴できる生中継を活用することを勧めている。もし観覧する場合はマスクを着用し、大声での会話や声援、人が密集している場所を避けるよう呼び掛けている。

スクラップは会員限定です

使い方
記事に関する報告
1947903 0 東京オリンピック 2021/03/30 05:00:00 2021/03/30 05:00:00 2021/03/30 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210329-OYT8I50113-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「新型コロナ」のニュース

オリンピック 新着ニュース