「病床数世界一なのに医療崩壊」のワケ 森田洋之医師に聞く
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この人はいつもいいこと言うな〜。
「総合病院で行われる急性期医療と、地域で行われるプライマリーケアは全く別次元のもので、プライマリーケアには市⺠の生活や人生に寄り添う「ケア」の思想が求められます。ケアという言葉は、「気にかける」という意味です。誰かが誰かに与えるものではなく、人間関係なのです。そこが抜け落ちて、「与える」という思想だと、「病院や施設が必要」という形ばかりの話になってしまう。結局、医療も介護もサービスは潤沢に受けているけれど、誰にも気にかけてもらえない、孤独な高齢者が山ほど生まれてしまっているのです。」