中国全人代、持続的成長の具体策焦点 長期目標「習3期目」布石?

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 中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)が5日、北京の人民大会堂で開会する。李克強首相が初日に政府活動報告を行い、2021年以降の第14次5カ年計画と、35年までの長期目標の詳細も提案される。米中対立の長期化を見据え、持続的な成長に向けた具体策が焦点だ。香港メディアは、昨年に続き香港問題が議題となり、民主派を排除するため選挙制度を見直す可能性を伝えた。

 21年は共産党創立100年にあたり、全人代では「歴史的節目」を強調して国威発揚を図り、一党独裁体制の「優越性」を示す模様だ。長期目標の設定は、習近平国家主席の3期目続投への布石との見方もある。

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