長野県上田市の上田駅と別所温泉駅を結ぶ別所線を運営する上田電鉄は2月26日、上田~城下間の再開に伴ない実施されるダイヤ改正の概要を発表した。
3月28日、同区間の千曲川橋梁が2019年10月の台風19号による被災からおよそ1年半ぶりに復旧することを受けての改正で、しなの鉄道やJR北陸新幹線との乗継ぎ改善が図られる。
しなの鉄道との乗継ぎでは、上田7時31分発長野行き『しなのサンライズ号』に接続する上田7時24分着の上り列車を設定。平日17~20時台の運行を30分間隔とし、接続が改善される。
また、JR北陸新幹線との乗継ぎでは、東京7時40分着の上り始発『あさま600号』へ乗り継げる上田6時1分着の上り列車を設定。下りでは東京21時28分発『あさま631号』から乗り継げる上田23時17分発下之郷行きを設定する。
このほか、コロナ後の利用状況を考慮して、11~15時台に各駅の発着時刻を統一するパターンダイヤや、朝夕に減便する土休日ダイヤも導入される。
上田電鉄