羽田次郎氏が出馬会見 4月の参院長野補選

参院長野選挙区補選への出馬会見に臨んだ羽田次郎氏(左から2人目)と立憲民主党の国会議員ら=25日、長野市
参院長野選挙区補選への出馬会見に臨んだ羽田次郎氏(左から2人目)と立憲民主党の国会議員ら=25日、長野市

 羽田雄一郎氏の死去に伴う4月の参院長野選挙区補欠選挙に立候補予定の弟で立憲民主党の新人、羽田次郎氏(51)が25日、長野市内で出馬会見を開いた。

 羽田氏は、新型コロナウイルスの感染により昨年末に死去した雄一郎氏について「PCR検査がすぐ受けられ、陽性ならすぐに入院できる医療態勢が整っていれば、きっと命を落とすことはなかった」とし、国政では第一にコロナ収束に取り組むとした。また、地方分権の推進と政権交代可能な2大政党体制を作ることも挙げた。

 羽田氏は東京都出身で父、羽田孜元首相の秘書を務めた後、企業勤務を経て現在は会社代表。

 同補選には、自民党の小松裕元衆院議員、「NHK受信料を支払わない方法を教える党」の神谷幸太郎氏が立候補を予定している。

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