菅(すが)首相対菅(かん)元首相 衆院予算委 緊急時のリーダーのあり方で論戦へ

衆院予算委員会で自民党・額賀福志郎氏(左)が菅義偉首相(右)へ質問する際「カン」総理と名前を間違える一幕も=22日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)
衆院予算委員会で自民党・額賀福志郎氏(左)が菅義偉首相(右)へ質問する際「カン」総理と名前を間違える一幕も=22日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

 22日の衆院予算委員会の集中審議で、菅義偉(すが・よしひで)首相と菅直人(かん・なおと)元首相の新旧首相対決が行われる。今国会で、首相が旧民主党政権を率いた元首相と論戦を交わすのは野田佳彦元首相に続き2人目となる。

 菅(かん)氏は、今年3月で10年を迎える東日本大震災発生時に首相を務めていたことを踏まえ、新型コロナウイルス対策に取り組む首相に緊急事態下のリーダーのあり方などをただす。

 両氏は名字が同じ漢字のため、しばしば読み間違えられることが多く、この日も自民党の額賀福志郎元財務相が脱炭素化に関する質問で「世界のリーダーが菅(かん)首相の決断を支持している」と言い間違える場面もあった。

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