関電、原発再稼働の「覚悟」
中間貯蔵計画地「23年末までに確定」 福井知事、議会に議論促す
関西電力が運転開始から40年超の原子力発電所で目指す再稼働が、ひとつの節目を迎えた。原発が立地する福井県2町の議会と町長の同意がそろい、杉本達治知事は県議会に議論を促した。懸案だった原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設を巡って県外の計画地について明確な進展はないが、「2023年末までに計画地を確定させる」という「覚悟」を新たに示し地元から理解を得た格好だ。
関電は運転40年超の高浜原発...
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