中国、探査機「天問1号」が捉えた初の火星映像を公開

中国、探査機「天問1号」が捉えた初の火星映像を公開
 昨年7月に中国南部の海南島から打ち上げられた中国の火星探査機「天問1号」が捉えた初の火星の映像が5日、公開された。中国国家航天局(CNSA)提供(2021年 CNSA/ロイター)
[北京 5日 ロイター] - 昨年7月に中国南部の海南島から打ち上げられた中国の火星探査機「天問1号」が捉えた初の火星の映像が公開された。
中国国家航天局(CNSA)によると、公開された白黒の映像は、火星から約220万キロ離れたところから撮ったもの。探査機のシステムの状態は良好という。
探査機は打ち上げから197日飛行し、現在地球から1億8400万キロ離れた場所を飛行中という。
今年5月には火星にあるユートピア平原に軟着陸し、90日間の探査を行う予定。

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